うさぎ

子供に「何故うさぎは一羽二羽と数えるのか?」と聞かれたので、
昔日本人は四足の獣を食うことがタブーらったすけな、
「ありゃ獣じゃねーてば、鳥らがね!」と。
鳥だから食ってよい。よし食おう!こりゃやっぱ うめーうめー。
あ、そうだ、 鳥だから一匹でなくて一羽だって数えなきゃ、まじーじゃん。
で、一羽二羽と数えるようになったんらこてやれ。やれやれ。
というような類の話を掻い摘んでしてやったんだが、ふと思った。

なんでタブーだったんだ?
いろいろ見てみると一番多いのが
「仏教の影響」
・・・

じゃなんで「鳥」はいいんだよ! 本当に仏教なんだろうか?
それはそれとして、日本人というのはタブーがあってもそれを回避できる
「えんがちょのカギ」みたいのを考えるのが案外好きかも。
いのししは、「山鯨」っていうてたそうで、そうか、ありゃ鯨か(笑)
確かに色合いや歯ごたえは似ているね。

たぬきやきつねも人を化かすから食っちまえってか?
食いたいから人を化かすなんて考えたのか、
それとも食ったらバチがあたるかも という罪悪感からか。
馬を「桜」というのは切った時空気に触れると「桜色」になるんだと。
だからさくら刺し、とかさくら寿司と言う。と、どこ行っても書いてある。
ほんと、規格されたみたいに口をそろえてみなさんおっしゃる。

でもなー、結構昔から食べてるんだよね。馬は良かったのかい!
やっぱ「お馬さんの肉」とは言いにくかったんだとは思うんだけどね。
で、桜たぁ風雅な物言いではないでせうか。