2003-05-18
欧米の貞子さん
最近映画づいてます。今日はハリウッド『The Ring』をば拝見。映像が綺麗でした。
いろいろ欧米風の怖さへの変換があって、欧米の貞子さん《にあたる役》が子供だったり、どーゆー訳か馬を絡めてきたり、一切『超能力』という概念が払拭されて代わりに『オカルト』っぽいノリが加味されてたり 等など、下手すりゃB級になりかねないものを良くぞここまで纏めておられて感動した。かなり収益もあったそうだし、時期作も既に来年にうあるそうだし(ストーリーは日本のものとは違う方向に行くそうだ)楽しみ。
で、面白かったか?といわれれば勿論面白かったんだけども、やっぱし私ら日本人にとってリングは「見過ぎている」というのがあるからなぁ。怖さも半分で、変な余裕があって(それでも十分怖ぇぇんだけども)本当の意味でこの映画を楽しむ感じとはちょっと違ったように思う。
最後のシーンは、貞子というより、エクソシストが頭に浮かびました。
私はかなり前、全くの偶然に初の映像化だった、高橋・原田(&浜田万葉)編のTV物を「うっかり」ライブで見ちゃったのです。もうね、その日はいい年こいてトイレが怖かったもの。 しかも何故か偶然ビデオに録っていたので何度も見ちゃった。ほんと、画質も悪くて超B級ホラーのノリなのだけど本当に怖かった。
その貞子さんはテレビから出てきたりしなかったし、すごんく綺麗な少女だったんだがそれが妙に怖かった。 だから、その後の、松島・真田(&中谷)編はなんか妙な気分で、正直あんまし好きではなかったのね。 変に怖がらせようとしてるみたいで。ストーリーだけで十分怖いのに無理してるような、そんな感じで。 でもこのリメイク版は静かな感じでよかった。まぁもうこの辺は好みの問題だと思うが。怖さは日本版の方がはるかに上でしょう。
←この眉毛の無い貞子は「ADさん(男)」だそうだ。眉毛は剃ったか抜いたかしたらしい。しかもまぶたの上にセロテープ張って、目を見開いて、思いっきり下を向いてあの形相を作ったと聞くに至っては、もう笑うしかない。そのAD氏はこないだテレビに出てきてしまったのでおかしなものだが怖さが急に萎えた。