BCL だっけか・・・

先日本の整理をしてたら、マンギョンデ激しく怪しい本を発掘した。
古い人(?)は知っていると思うが、”短波放送”を聞いて、受信報告を送ると”ベリカード”というものが放送局から送られてくる。

知らない人はきっと知らないだろうし、どうでもいいっちゃいいんだが、海外のたいていの短波放送局では日本語放送をしているのです。で、本来はまぁ「地球の裏側からのか細い電波」を苦労して受信し、放送内容を記録して報告するわけですね。するってぇと放送局から絵葉書に毛が生えたようなカードが送られてきます。聞いてくれてありがとうって記念みたいなもんです。それを集めるのが流行ったのだよ。昔な。当時はインターネット無かったからな。(それどころかビデオもファックスも無かったけど)

ところが、うちはラジオの性能はまぁそれなりだったんだけども、立地条件が悪くてまず地球の裏側の電波なんて入って来ない(笑)アンテナ立てたって雪の重みで折れるしよ。そんな悪条件ではありながら、BSN(新潟放送)より強力に素晴らしい音質で聞こえる放送が2つあった。新潟市民ならすぐわかると思うが、それは旧モスクワ放送と、そう。ピョンヤンからくる電波であった。

考えてみりゃ近所なわけで、そんな電波聞こえて当たり前なんだけど(確か中波も聞こえたもんな。)、他が聞こえないもんだからモスクワとピョンヤンに受信報告を送ってみたのだ。モスクワからは単にベリカードが届いただけだったが、ピョンヤンからは何故かこの小冊子が送られてきたってわけ。

内容は・・・もちろん反日宣伝誌である。時期的には拉致事件が多発していた頃だったりする。その後もモスクワには何度か受信報告送りましたが、こちらはご遠慮させて頂きました。

ちなみに、オーストラリア放送も良く聞こえました。カードの絵柄はやはり”オペラハウス”と”コアラ”だった。その後これらのカードはどこいったかな?考えてみりゃ、なんか変な趣味だな。冬場やることなかったんだよなぁ