2003-11-02
選挙活動その2
今日、都内某所でとんでもないものを見てしまった。
ピンクの豚がのたくさと道を走っている。いや、豚のはりこを運転席の頭にくっつけた、いわゆる「宣伝カー」というやつなんだけどね。 たまにイベントとかで出動する、"走る広告塔"ってやつだ。
これが、農協とか、ブンタッタソーセージ(古っ)の宣伝ってなら別にかまやしない。おかしいね、で終わりだ。 しかしな、これ、某区選挙管理委員会の「選挙に行きましょう」広報カーなのである。
何故にピンクの豚。
しかもこの豚車、屋根から「シャボン玉」が噴き出している。そればかりか、交差点を曲がる時、ご丁寧に「ぶひぶひー」って音を発する。うむ・・けして嘘では無いぞ。
で、「今回の選挙は日本の国政を担う大切な選挙です。必ず投票しませう」といったような文句をスピーカーから流してのたくさ走っているのである。運転手は多分交通課のおまわりさんだろう、つまんなそげに運転してた。通行人は皆「あっけ」にとられでポカーンとしてた。
わたしゃ、何か悪い夢でも見ているような気分になったよ。もう世も末だよ、情けない。こんげがん見て「そうだ、選挙に行こう!」と本気で思う奴に政治家選ばせて良いのか?
いや、そういう問題ではないな。これはきっと「投票率を下げんがため」の逆宣伝に違いない。ふふふやるなぁ。