2003-11-22
ツバメサンジョ^-
“燕三条” となんぞや?と昨日の夜飲みまくった方(九州産)に聞かれた。 そうか、やはり他県人にはわからんのね。 まぁここはあんまし他県人は来ないと思うが、 説明しよう。
燕三条とは上越新幹線で向かう場合、長岡と新潟の間にある。燕市、三条市、の二つの市を合わせた駅名ですわ。両市とも、金属工業が盛んであり、東洋のゾーリンゲンとも言うべき地域なのだよ。ゾーリンゲンを知らんと言われてしまうと困るがな。それは手前で調べておくれ。播州小野とか、岐阜の関とかも刃物では有名ですが、ここもそうなのです。
東京あたりの普通のスーパーでやる「金物市」なんかで出てる包丁、卸金、爪きり、挟、ステンレス食器などは燕や三条産である、と謳われている事が多いので、主婦の方が知名度高いかも。
正確には、三条は刃物、燕はステンレス製品(食器とか)の街。金物二大勢力がタッグを組んでいる(ようでもあり、いがみ合ってるようでもある)地域なのだ。ちなみに自動車道だと「三条燕」と名前が逆転する(笑)。いろいろあったらしい。