泣け

ルーガちゃん出てましたね。 ドラマの方はスカだったが…
ウゴルーで思い出したが、今となっては「しかと」も「あにき」もフラッシュで作れるようになったけど、当時これは今は無き(あるのか?)AMIGA(アミーガ)で作ってました。今のPCの1000分の1(ちとおおげさ)のスペックで今のフラッシュやディレクターで作るようなコンテンツをスカスカ作れたスーパーマシーンです。放送業界の人なら知らない人はいないんでは。ものごっつー性能が良かったんですが、単機能(放送、映像動画コンテンツ、音楽制作専用といって良い)。その性能はMACなんて足元にも及ばず(値段はMACより安かった)。ってか、MACは当時「印刷機器」であったし、DOS系は「事務機器」であった。(今もか?)
その事務機の各パーツの性能が上がってOSが肥大化してAMIGAの出来たことに10年かけて追い付いたわけだけど、そんなマシーンでインターネットとメールと家計簿つけと年賀状印刷しかしていない人、なんか勿体無いと思いません?これだけなら5,000円位で売ってる中古で十分ですよ。20万のもの買っても使ってる部分は5,000円くらいという事です。ネットのスピードは回線の速さに左右されるし、デジカメプリントにフォトショップは必要ないし、使い道が無いイラストレータで年賀状作る「虚しさ」といったら無い(マジ。経験者)ほんと、はっきり言って『勿体無い』のだこれは。
AMIGAのような単機能機とは違って、XPやOSXは万能機なわけで、多くの人がその性能の一部しか使っていない。
PCって相変わらず20万前後するけども、どうも、『コンピュータというものはこのくらいの値段がするものだ』という事は始めに決まっていて「その価格の中で詰め込むだけ詰め込む」方式から抜けることが出来ていない。プロダクト側が値段設定をしてマーケットのニーズとは関係なく性能を決めてアウトプットしている。消費者側の選択の余地は極端に少ないし、選択のための情報はお洒落に隠蔽されている。
衛星でワールドカップ見たいだけだったのに電気屋で
「これが最新性能だから、プラズマビジョンでサラウンドですから」
と言われて、浮かれて最高級のシアターステレオセット買っちゃったはいいけど、かみさんに
「でかいせまい、じゃま。うるさい」 と言われて、でもヘッドホンは買ってなくて、昔痛風でプチ入院したとき病院の売店で買った100円テレビ用のイヤホンを押入れからごそごそ引っ張り出してきて、差し込もうと思ったらジャックの大きさが違っていて、でしょうがないんで小さくなってばかでかいディスプレイにひっついて最小音量で聞いている。
そんな親父を思って泣け国民よ。