○○養成ギプス

巨人の星のDVDを見かけた。すごいパッケージデザインだ。全巻並べて見ると壮観ですぞ。

ただ、ずっと気になってたんだが、あの「大リーグ養成ギプス」は肉を挟むだけでわないか?。
よくエキスパンダーでしがない胸毛を微妙に抜かれて涙する俺であったが、あれ(「大リーグ養成(以下略)」では体毛の悉くを抜かれそうだ。いや脱毛の痛みを発毛の喜びにしゅるどころか、肉そのものが挟まる事だろう。たいした根性である。

あの類のギプスは、実は「ガラスの仮面」にも出てくる。こちらは「人形の役」をやることになった北島マヤが「竹」を割って作った「関節の動きを固定する」ギプスを装着、血みどろになって「月影センセ」の特訓を受けるのであった。なにしろ「竹」を縦に割ったもので腕を包むように装着するんである。これも「肉が挟まる」傾向が強い(笑)どうも偉大な漫画家は「肉を挟むトレーニング」が好きらしい。

しかしながら、「人形の動き」を身に着けるために普段からギプスで体を固定してしまったら、本番でも付けてなくっちゃ「筋肉が衰えてしまって演技どころでわ無い」のでわないか?本番でつけるんだったらもっと「肉に優しい」素材を使うべきだ。どーでもいいな、んなこた。

ちなみに星くんの「大リーグ(以下略)」も、関節と関節の周囲をばねで繋いでも結局ばね同士で相殺してしまって、たいして負荷はかからない(というよりむしろ楽?)抵抗しなければ痛みは少ない。丁度ろうそくプレイに似たものがある。さすが息子フェチの一徹さんだ。