カーリング

カーリングが静かにブームの予感らしい。そういえば妙に放送が多かった。
ブーム。
・・・
どうもピンと来ないな。

飲み会で終電乗り損ねると「じゃボーリングでもしていくか」ということはよくあるんだが、「カーリングでもしていくか」という機会を持てずにいる。残念だ。

やはり通は「マイボー」ならず「マイストーン」を持つのだろうか。そりゃないよな。どうやら、とても個人で買えるようなものでは無い花崗岩の塊だそうだ。一生モノだそうだ。そりゃそうだろう。ヒットするとき指を挟んだら痛そうだ。かなり痛いだろうな。カーリングをやり続ければ一度はやってしまいそうだが、そのあたりどうなんだろう。2ー3回指を潰してやっと一人前とかだったら嫌だな。

少しはルールも分かったつもりでいるがもうちょと調べようと思ってここ見てみた。

曰く、

カーリングのルール
カーリングの競技は1チーム4人。相手チームとあわせると16個です。

・・・???

なにか大切な文章が欠落しているようだ。
ますますピンとこなくなった。
ブームの兆しに暗雲が立ちこめている気がする。

どうしても気になるのが4人の仲間が必要だと言うあたりだ。

日本人は3人とか5人とか7人とかで集まるのが好きだと思う。なんとなくだが。「三匹が斬る」とか「ゴレンジャー」とか「7人の侍」とか。Gメン75もこっち向かって歩いてくるのは7人なんだ。そうか、奇数が好きなんだ。今気づいた。

「4匹が斬る」

どう考えても半端だ。4人目は杉田かおる以外思い浮かばない。補欠扱いだ。

「ロクレンジャー」

弱そうだ。いかにも子供受けしなそうである。絶対怪人の方にファンが付くな。

「8人の侍」

これはまぁいいか。でも荒野の8人や黄金の8人は生まれなかったに違いない。

「Gメン64」

素直に嫌だ。意味もなく嫌だ。

スポンサーの意向でどうしても16にしてくれと、"さいとうたかお"さんが言われていたら、"ゴルゴ"はもっと気さくでデオドラントなキャラだったに違いない。

もし私がイギリスの諜報部員だったとして「おまえは006ね。」って言われたら、それだけで「脇役かよ」という気分になって危ない橋は渡らない。渡ってやるもんか。

9人集まれば野球チームが出来るし11人でサッカー、15人ならラグビーでみんな日本で人気のあるスポーツだ。一方今ひとつブームになれないアイスホッケーは6人だ。最近バレーボールが弱いのは6人でやると言うことがそもそも日本人の潜在意識になんらかの抵抗があるからに違いない。

ものすごい強引な展開だが社会人類学的には想定内だろう。どなたかこれを元に「とんでも本」を書いてみませんか?印税の3割ください。