2006-04-19
寝相
子供の寝相が悪い。
寝返りの裏拳を食らって目が覚めてしまった。
ウチの場合、私と上の子と末っ子が寝相が悪く、
嫁と真ん中の子は寝たときと同じ形で朝を迎える傾向がある。
まだ上の子しかいなかった時、嫁を真ん中に、私が右に、子は左に寝ていた。
時々私が子供に乗り上げるからそうしていたんだが、
ある朝、起きたら私が左で子供が右に位置していた。
嫁は真ん中で変らず位置を保っているのだ。
どう考えてもすれ違えるスペースが無いほど狭い部屋なのに。
その真夜中のイリュージョンを共演した上の子は今、2段ベットの「上」で寝ている。
足と手は既にはみ出ている。危険だ。
夜中に子供部屋の電気が点いたり消えたりを繰り返していたことがあった。
はみ出た子供の腕に電気のスイッチの紐が絡みついており、寝返りを打つたび電気が。馬鹿だ。
そういえばバブルの頃、取材でなんたらとかいう高級ホテル(らしい)に泊まった。それは広い部屋で、しかもツイン。
朝私は2つあるベットの隙間に挟まった状態で目覚めた。
もったいない事をした。
長いこと寝相が悪いと良いこともある。どこでも寝られるようになるんだ。
池袋駅の路上とかでも平気だった。
家の布団はいつも「敷いてあるのか置いてあるのか分からない」状態である。
子供の頃は敷布がきちんと敷いてないと妙に苛ついたものだが、どうせ朝はぐちゃぐちゃになる日々を重ねる中でどうでもよくなってしまった。
掛け布団ほど当てにならないものは無いので、布団が掛かって無くても寒くない格好で寝る。
これはあまり健康に良くないらしいけど、風邪をひくよりマシだろう。
寝相は悪い方がよいらしいぞ。ほんとかな。
関係ないけど、「寝返り」と書こうとして何度も「ねがいり」と打ってしまい「ネガ入り」とか「根が入り」とかしか変換されなくて頭に来た。