2006-05-21
レインボー
昨日虹が出ていた。久々にくっきりした虹を見た。
良く見ると、二重↓。
子供に「虹の裏側は、真っ黒なんだよ」と大法螺こいたら、目玉を丸くしていた。 虹の出る(虹が見える)仕組みを理解するのは実は結構大変で、「どうして虹ができるか」聞かれたらどうしよう・・と思っている。
実は昔仲間内で話題になり、結局誰も納得できる説明ができなかった(うう・・烏合の衆)ことがあり、まじめに調べたことがあるんだけど、これ大人に対しても言葉だけで説明するの難しいです。
教科書にプリズムの反射の写真がよく載っているけど、あれでなんとなく虹の仕組みをわかったつもりでいるんだね。でもあれって紙に虹色の光が投影されたの見ているわけで空に出る虹とは根本的に違う。あの写真のせいで誤解してしまっている人かなりいると思われる。(水滴がプリズムの役割をしてそれが空気中の何かに投影されているのを見ているではないか?といった誤解・・)
虹は投影されているのでは無く、やはり水滴そのものから反射してくる太陽光を見ているに過ぎない。虹の青い部分は青く光る水滴を、赤い部分は赤く光る水滴を見ているわけです。太陽を背にして40度くらいにある水滴は青く光って見え、(光のうち青い部分が目に届く)、42度くらいに位置する水滴からは赤い光が見えるわけだ。だからどこまで追いかけたって虹の裏側など見えない。
下の二重の虹(二つ目を副虹という)、よく見ると色が逆転してるでしょ。 これは光が水滴の中で2回反射してから目に届いたものだから少し暗くて色も反対になる。
・・・何言ってんだか自分でも良くわからなくなってきた。
何言ってんだてめっ!うがぁぁぁー!!と思われた方は図書館にでも行って調べてみてください。たいてい1冊は「虹」に関する詳しい本は置いてあるはず。いい暇つぶしになるし、子供に聞かれたとき安心だ。