2007-04-19
SEO対策
ウェブ屋として、サイトを作る上で、掲題の件、当然考慮すべき事としていろいろ日々薀蓄をたれている俺ですが。
よく言われることの一つに、
【「titleタグ、本文のh1タグ、metaタグ内のキーワード、本文pタグ内テキストで「あまりにやたらと”同じキーワード”を繰り返しすぎるのはかえってマイナス」であり、ランクを下げられてしまう。】
というのがある。
ご存知の方も多いと思われるが、検索エンジンは独自の「キーワードスパム対策」を講じており、やたらと同じキーワード(要するに単語というかフレーズ)を繰り返すのはそのフレーズを求める人に対して内容の充実以上にランクを上げたいという「いやらしい意図」と見なされ、そのペナルティとして検索結果画面の上位には出さないようなアルゴリズムを設定しているらしい、という解釈に基ずくものであって、その「事実、効果」は不明瞭ではあるけれど十分納得いく説明であるがゆえ信憑性の高いもの、と一般に流布されている。
以上前フリ
今日のネタは例によって選挙の季節である。
今日の朝、駅に向かう私の耳を「占拠」したフレーズは、駅前でがなりたてる候補者の名前だ。
「苗字、苗字、苗字 名前、苗字、苗字、苗字 名前、苗字、苗字、苗字 名前、ちょいと政策についてのフレーズ、苗字、苗字、苗字 名前、苗字、苗字、苗字 名前、苗字、苗字、苗字 名前、・・・」
なにかの宗教なのだろうか。苗字を三回連呼した後、名前を一回だけ言う。そのパターンを三回繰り返した後耳障りの良い政策のインデックスを少々交え、また名前の連呼に戻る。駅についた頃には気が狂いそうなくらい頭の中でお前の苗字のリフレインが止まらない。なんだお前は!!
これを「不快」と感じる人間がいるのではないだろうか?ってちょっとは考えろ。今朝豊洲駅前で名前連呼してたお前だ。てめぇふざけるのもたいがいにしろ。これはもう「音のテロ」だ。ぜって入れてやらん。政治家たるもの黙々説説と政策について語る、そういう当たり前のことをしてほしい。別に拡声器なんていらないだろう。聞く耳ある人間は聞いている。あまり庶民を舐めないでほしい。
選挙の期間、Googleにチェックさせたらどうだ。名前の連呼を一定以上繰り返すだけでコンテンツ(政策提示)の無いバカ候補は選挙スパムとして候補者公示の掲示板からポスター削除するなどのペナルティを課してほしい。こんなんがあと2日も続くのかと思うと、精神に異常をきたしそうだ。