京都議定書のカラクリ

この本面白い。→
ずっと前書いたこと、 案外間違っていなかったのだと思う。

京都議定書のからくりについては、恥ずかしながら知らなかった。
京都議定書を分かりやすくおちゃらけて言えばこうだ。


クラスのみんなで頭良くなりましょう!と誰かが言い出す。

自分でどのくらいの%(パーセンテージ)頭良くなれるかお約束しましょう。
それが守れなければ非難を受けます。
でも人生何が起こるかわからないから罰則は設けません。

・・・

それから、大きな声では言いませんが、10年前のあなたの頭から何%頭が良くなったか?とします。
いまからでは無いですよ。10年前のあなたの頭が基準です。さぁみなさん、今後何%頭良くなるか宣言してがんばりましょうね。

欧州さん「8%くらいなら余裕です」
露西亜くん「俺はバカだから今の程度をまもるので精一杯だ。だから0%だ」
米くん「しゃぁねぇな、7%くらいいったるか」
日の丸くん「ガキ大将の米くんがそういうなら。。6%くらい、ということで・・・」


実は欧州さん、もうすでに10年前から今にかけて10%以上頭良くなっていました。
だから、この約束を守るには「数パーセントお馬鹿」になってもクリアできることを知ってます。

露西亜くんも、お馬鹿な振りして実はちゃっかり頭良くなってました。いまからかなりお馬鹿なことをしても簡単にクリアできる事みんな知ってました。

米くんは実は、はなからこんな約束守る気がありませんでした。
じつはこのお約束、このクラスでの決め事であって、おうちに帰って家族が「知らん、そんなの」と言えば守ると約束した事を「チャラ」にできるという取り決めがありました。
ガキ大将の米くんらしい選択です。

さて、日の丸くんですが、すでに10年前より既にかなり頭悪くなってました。
つい、いきおいで6%などと言ってしまいましたが、これから達成するには、すでに馬鹿になっている分をプラスして10数%も頭よくならなくてはなりません。

本当は米くんみたいに、おうち帰ってから「やっぱやーめた」としちゃえばよかったのに、家族のみんなはテレビやマスゴミに毒されていて
「それは良い約束をした。がんばりなさい」
と禿げます始末です。子供も馬鹿なら家族も皆馬鹿です。

で・・・馬鹿は死ななきゃ直らない。一応がんばってはみましたが、かかえってお馬鹿になりそうな雰囲気です。そもそも無理のある約束をしてしまったわけです。

実はこのクラスの取り決めにはもう一つ抜け道がありました。
近くのお馬鹿を教育するとそのコの頭の良くなった分を自分の%にプラスできたり、とても頭の良くなってしまったコから「俺馬鹿のふりしたげるから1%あげる」ともらったりできるんです。これは助かりました。日の丸君のとる道がきまりました。

でも、このやり取り、ものすごくお金がかかりました。。。

こうしてまたタダでさえ少ない蓄えが日の丸家から消えていきましたとさ。


日本はバカだなぁ。