2008-01-13
連帯責任
昭和だったら普通にあった事だったが、今は平成だしな。
ただ、
校長は「ビンタは体罰。決して許されない。再発防止徹底を図り、保護者や地域の人々の信頼回復に努めたい」と話している。
てのはどうなのか。もう少し真面目にコメントしろ。
いろいろ意見はあるだろう。そもそも『連帯責任』がまずい。ビンタはオケー、という人もいるだろう。
連帯責任というのは自助努力を促す意味では教育として有効だという意見もあれば、「いじめ」の現況になりかねない、という意見もある。
真面目に言うこと聞いていた人間も一緒くたにビンタという罰を受けることが、クラスに秩序をもたらすと同時にはみ出しモノを排除しようとする動きににもなる。本来教師が与えるべき罰を生徒間で行わせる事、これが本当に教育なのか?といわれてしまうと、正直「違うよな」と思う。
ビンタは体罰だから決して許されないというのも、本当にそれでいいの?と思わざるを得ない。体罰というのは何だ?そもそも体罰ってなんだろう。罰を「体に与える痛み」で矯正する事。本当にそれだけなのだろうか・・・。
- この教諭は単なるヒステリーからこのような行動をとってしまったのか?、
- 過去に同様に「連帯責任」から体罰を受け、その上でクラスに連帯が生まれて結果的に楽しい学校生活を送ることができたといった経験から今回のような行動に出たのか?
この2点のどっちなのか?が最も重要だと思うのだけれど、こういったフォローが、今後一切なされる事はないんだろうなぁ・・・と安易に想像できてしまうところが実は一番怖いのだ。