2008-02-12
実は昨年から「携帯難民」であった。
私にとって携帯は「ハンカチ以下、いやベルト以下」の忘れ物度数であった(つまりハンカチを忘れたりベルトをし忘れたら取りに帰るが携帯は取りに帰らない)。そのため、携帯が入ったかばんを半蔵門線の電車に置き忘れたまま放置。どうせメモリーにはなんも入っていない。料金も払っていない(x)。入っているのはむさい男共の空手の練習風景のビデオが入ったSDカードのみの状態だったため、即効で契約は解除。ほったらかしで、どういう経緯かわからんが越谷警察に預けられていた。
(届けてくれた人、誰かは知らねど、感謝いたします。)
以来携帯難民であった。携帯が無くてもどうにかなる、それを身にしみて感じた数ヶ月。もう携帯なんかいらない。そう思った。んが、携帯が無かった期間、やたらと「本を買う」癖が付いてしまった。要は通勤時間の暇つぶしのネタが無いため、本をやたらと買ってしまっていたのだ。かえって金がかかってしまうわけだ。これは無駄だ。携帯の本来の機能は全く必然性を感じなかったが、その他の部分で負けた。
で、携帯をまた買い換えました。
これまで、携帯電話というものの必然性を否定していた私は、携帯選ぶ基準は「あくまでデザイン」以外興味が無かった。その結果がハクキンカイロのようなペンクだったり、全く利用しない日々だったのだと思う。
そこで、今回、生まれて初めて、携帯を「機能」で選ぶことにしてみた。
- 通話はめったにしない。(基本通話料は極力安い事)
- ウェブはとにかく見やすく、パケット料金が安い、あるいは一定
- メールを受け取る事が多いのでメールのパケットが安いこと、あるいは無料
- カメラは職業柄デジカメをいっぱい持っているので、正直「いらない」
- でもQRコードは読みたい(要するに最小限のカメラもどきが付いていればオケ)
- 動画を撮れる端末が既にあるから無くても良い(動画撮るなら越谷から持ち帰ったペンクもって行きます)
- 携帯電話で音楽を聞く趣味は無い。ていうか音楽を聴きながら(耳をふさいだ状態で)街歩くほど度胸が無いし、着信は基本マナーモードであるので音関係いらない
- 道案内だけ、とか乗り換え案内だけでPCなら無料なのに携帯だと有料のような、うざい有料携帯サイトには登録したくない
以上踏まえて、かなり真剣に端末を選んだ結果、ウィルコムのWX320Kになってしまった。ウィルコム。PHSだ。結局PHSに戻ってきてしまった。(私の初めての携帯はNTTパーソナルだった)。
で
最近 AU のCMで 「何で選ぶ?」「デザイン!」 みたいなのが流れている。「運命って信じる?」の続編の奴だ。
それを見た時、
「やっぱデザインより機能だよな」といったら、嫁が何を勘違いしたか
「え!デザインじゃなかったの?私の機能って何?たしかにデザインはしょぼいかもしれないけど」と言った。
なんだそりゃ。(たしかにそういう趣旨の含みがあるCMだけれども)
そなたを選んだ際は、一応デザイン重視であったのだが・・・、いい勉強をさせていただいたと思っています。あ、すいません嘘です。ごめんなさい。
っていうか、「機能だけ」で嫁を選ぶほど大人な男ってのも、どうかと思うよ。
※携帯とPCをつないで住所管理するソフトというんを初めて使った。なんて便利なんだ。思わず夢中になって弄り倒してしまった翌日、携帯を忘れて会社に行きました。