デザインをブログ以前のものに戻しました。

本当はブログを導入した際、この元のデザインでブログを構築したかったのだけれど、当時はブログデザインのスキルが足らなくて、MTの出来合いのをなんとかいじくってあーなったに過ぎず、実はあんまし気に入ってませんでした。実を云うと「まんなか」のデザインって嫌いなんですわ。仕事でさんざん作っているので。

リキッドレイアウト(ブラウザの幅によって広がるやつ)も嫌い。これも昔仕事で「要望があって」苦労して作ったのに、後で「改行位置が違う」だの(ったりめーじゃねーかボケ)横幅が広すぎるだの(最近のノートは横広いからなぁ)言われ続けてその度説明に上がったりで、すっかり嫌になってしまったのだ。(っつかわからないくせに要望すな。)

左寄せで且つ横幅固定デザインのレイアウトというのは、実はあまり企業HPでは使われない。それまでその形であったのにリニューアルの際は「真中で」と言われる。なんでだろう。

真中で作ってると、いざ、(横幅より)もっと大きな「画像」を入れたいとか、列を増やしたい、というとき本当に困る。無理やり広げると他のページに移動したとき違和感がある。でもこういうのっていくら説明したってわかってもらえない。たまに解ってくれたか!と思うと、回避策としてはじめからやたら広い枠で始めるとかそういう方向にどうしてもなる。結果非常に間の抜けたデザインになる。だってTOPはいいけど他のページそんなコンテンツ無いんだもん、ってパターン。いくつかのページをまとめればいいんだろうけど、システムが絡んでいるとそれはそれで大作業になる。

一番胃が痛くなるのが途中で横幅のピクセル数を変えてほしいという要望だ。もうこれって根本から終わりね。そういう要望出すクライアントの仕事で巧くいった試しがない。すべてのスケが延びる事必須な上に、こういうのに限ってケツ(締切)は変わらないし。

クライアントの気持は痛いほど分かるからなんとか受け入れようとするんだけど結果として、残念だがまともなもんにならん。いつも「受けなければ良かった」と思うのだけれど、デザインをやている時というのはケツまで案外余裕があるように見えちゃうもんだからつい「大丈夫ですよ」とか言ってしまう。でシステムにしわ寄せが行って例の如くの結果となる。システムからは怒られ、そしてやっぱしクライアントからも怒られる。

逆に「絶対だめです、もう横幅は決まってます」とか言うとやっぱし怒られるので、同じことなんだけれども。
というわけで、横幅がいくら変ったって、追加増加は右側にだらだら延びていくだけっていうこういうレイアウトがぜひとも標準になってほしいと、・・・やっぱこれはこれでいろいろ問題あるのでどうでもいいや。