タスポ(w)やめれば?

 普段タバコはコンビニで買うので滅多に自販機では買わない。なのでタスポのことをすっかり忘れており、先日自販機でタバコを買おうとして買えなくてあせった。あれ結構みっともないね。
 タスポというものが導入されると聞いた今年の3月ごろから、どうも胡散臭さを覚え、タバコ購入に際して自販機を避ける癖をつけてきたのだ。
 本来の「未成年者にタバコを売らない」ということが目的なら、免許証認証方式や携帯電話などで十分対応可能なはずなのだ。ただそれでは販売機に装置を付ける負担だけでちっともJTは儲からないし、タバコ購入者のデータを独自に欲しいのだろうという見方をせざるを得ない。恐らくタスポを作った人にはJTから沢山のDMがやってくるだろう。
 大体タスポを手にするまでの手続きが面倒くさすぎる。あんなの(本来の年齢認証のみが目的ならば)量販店のポイントカードやレンタルビデオ屋のカードみたいに、コンビニやタバコ屋に行ってその場で免許確認のうえ作る事だって可能なはずだろう。一体あのカードにはどんな情報が詰まっているのか。落としたらどうなるのか? おっかなくて持ってらんないよ。これ以上落としたらやばい持ち物増やさないで欲しいものだ。

 聞くとこによるとタスポの普及率は全喫煙者の25パーセントに満たないそうだ。おまけにこんなお馬鹿なニュースも後を絶たない。ちょっと考えればタスポ不正使用の危険性がわかろうもんだろう。かえってよくない。
 取得の手続きが面倒なわりには穴だらけであるのも問題。
免許証のコピーなど一瞬で取れる。顔写真はタスポ取得の規定によれば

※条件に合えば、証明写真以外でも構いません。

とある。これじゃ、やりようによっては不正に取得すること可能でしょう。
 タバコを吸わない家族にタスポを作らせたり、ホームレスの皆さんに協力してもらったり、本当に悪さをしようとすれば詳しくは書かないけど一部の施設が施設ぐるみで、届け先さえうまく偽造できれば良い。怖いね。

 JTはこんげ馬鹿なシステムさっさと撤廃することを望みます。ほんと。