爆笑●ッ◎○ーペットというバングむ

爆笑レッドカーペットという番組がある。

何のためにタイトルを伏字にしてるのかは全く意味がないな。まぁいいや。
芸人さんたちは本当に面白いとか(全く面白くないとか)ふつーに思うんだが、問題はその芸の評価をゲストとしてきている意味わからん芸能人が評価する、「満点大笑い」「大笑い」「中笑」「小笑」とかいう   
あれね。

なんとかならんのか?あれ。

どう考えても脚本にあるだろう?「この芸人さんは中笑」ね、と。
ずえったい「全く笑っていない」ゲストが大半なのに「満点」だったり、皆大笑いしているのに「中笑」って。
おかしいろがや、これ。
あのコメントも脚本読んでるだけじゃないか?という中途半端な虫唾が走る褒め言葉がうざい。せっかく面白いことやってるのに。

だったらもっと露骨にやればいいのに。いくら笑っていても涙目でも
「いやーつまらないですね。これちっとも笑えないっすね」
くらい言え!ボタン押していないなら言え!そのくらいやれ!森本レオ、おま・・・お前、言ってやれ!俳優だろお前ら。中笑の「理由を400字詰め原稿用紙一枚分で述べよ」と言いたい。

「興醒め」というのはこの番組のためにあるような言葉だ。

最近特に目につくようになって、くだらないのでチャンネル蛙。どうせネタ使いまわしだし。

こういう番組がブームをつぶすのだ。
ただ淡々と芸を流していればいいのに、なんで「わけわからん芸能人」が評価する必要があるのか?という当初のコンセプトからして、この番組の「妙」なところが見え隠れしていた。
どっちにしろ、いくら金もらってきたゲストの芸能人が「まかり理間違って本気で面白い」と思ったとしても、視聴者がつまらんと思ったら番組はつぶれるのだよ。

まぁつまらない新人のフォローを今田君がしてくれる、という点、そして新潟県人代表高橋さんのあの眩しい頭を見られるだけで由、とすべきだったんだが、…今日のは酷かった(特に後半)。もう見ない。

この番組って、ゲストに出てくる中途半端な芸能人の救済のためにお笑い芸人さんたちがレスキューしているみたいだ。ギャラの関係はどうなっているのかな?まさか芸人の方が安いなんてこと・・ あるだろうな。それが現実だろうな。
で、いきなり突拍子のない本論。

きっと今相撲界もこうした点が突っ込まれているのだと思う。

相撲業界も放送業界も、ちゃんとした「構成作家」を育ててこなかった(大御所におんぶに抱っこで、大御所が出る杭をつぶしているのを見て見ぬふりしてきた)「ツケ」がまわったんだろうよ。これからどんどんテレビも相撲も「つまらなくなっていく」のだろう。

そして、根本的に、哲学的に、概念的に、すべての局面において「畢竟(※)、これが正しかった」と言えるのは「プロレス」だけだった…と日本国民が気づく日が、そう、目覚めの日が、いつか、きっとくるのだと思う。
※「ひっきょう」と読む。ぐぐれ