2008-10-31
会議とモチベーションの関係
前の会社は週の初めはマターリとしていて週末にかけてだんだん忙しくなっていく、というか切迫感というのが増してきて残業時間も週の初めから週末にかけて増えていく、というパターンが多かった。
今度の会社は月曜日はどどたばたしていて、週の中ごろからだんだんマターリとし始め、週末の金曜ともなるともうさっさと帰って休日に備えろ的雰囲気満載になる。だから残業時間も週の初めが一番多く後半にかけて少なくなっていく。
これは私だけの感覚ではなくて、職場全体に漂う感覚だ。(じゃなきゃ週末マターリしたからってさっさと帰るのは気が引ける)
やっていることの種類は違っても、仕事の総量的にはそう変らないはず。どうしてこうなるんだろう、と考えたんだが、週のモチベーションの上下は「会議」の日取りに原因があるのではないかと。
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前の会社は月曜日の朝に会議があった。こういう企業は多いと思う。
で今週も頑張りましょう!と締めくくられるのだが、たいていの場合その日(月曜日)は一応会議も盛り上がったし、一仕事終えたような爽快感も有り(何も終っちゃいない、ってかこれからなのに)、まぁ今日の今日であせってもしゃーないよな的な、まだ一週間あるしな的な、またーりとした気分で月曜日は終える。
火曜日、まだ一週間は長いよね。と引き続き結構マターリと過ごす。
水曜日、ちょっとあせりだす。でもまぁあと3日もあるし、でマターリと過ごす。
木曜日。まずい。もう2日しかない。通常案件はこなしていても「来週の会議までに作成!とか言われている企画書・資料の類」はこの時点では完全に後回しになっている。
金曜日。いかん。もう一週間終わりだ。通常案件がスムースに行っていればあとは会議までに用意しなくてはいけないもろもろを準備するだけで今日の業務は終わるんだが、たいていこういうときに限ってなんやかんやでトラブル。
で、残業。周りも同様の雰囲気でだらだらと遅くなる。そのうち面倒になって「いいや土日自宅でやれば」と持ち帰ったりして土日が潰れる。
で、月曜日、やっと終わった感満載で会議。その日はまたマターリと早く帰る……
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一方、今度の会社は会議が水曜の昼前に設定されている。
月曜日、通常案件+α(会議までにどうこうしなくてはいけないもろもろ)でめっちゃきつい。週の頭っからきつい。
火曜日、引き続ききつい。丁度前の会社の金曜日の感覚だが土日持ち帰りが不可能なため切迫感はかなり高い。やばい。
水曜日、なんでこの糞忙しいのに会議なんだ!という雰囲気の中会議を行う。ところが会議が終わると、全体にマターリとした雰囲気が漂い始める。
木曜日、すでに週末どう過ごすか考え始め、どうやったら明日(金)早く帰れるかを考え調整する。やれるものはこの辺で終わらせようとする。
金曜日、トラブルだけに目を光らせさっさと対応。さっさと帰ることを前提に仕事する。
土日だらける。
月曜日になって「やばい、あれやってなかった(というか実は何もやっていない)」とか気が付くが既に遅く……
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さて、どっちが良いんでしょうか。
会議前に休日がある前者はどうも休日も仕事の事を考えてしまって生活にメリハリ感が欠け「会社人間・会社好き」になれないとキツイですね。
週末を楽しめる感は後者の方が高い。でもその後超ブルーマンデーが待っている。
前者は日本式、後者はラテン式と言えるかもしんない。
要は毎日平均してきちんと仕事できてればどっちでもいいんですけどね。