ストリートビューは廃止しなさい

グーグルのストリートビューが登場して数ヶ月が経過。
出てきたときはこりゃ面白いとも思う反面、自宅がモロに写っていてびっくりした人も多いと思う。
歩いている人は顔にぼかしが入っているとはいえ、地元の人間なら特定は可能だ。どうして顔だけなんだろうか良く分からない。
こういったプライバシーに関する問題点は随分懸念されてはいるが、日本の場合もっと深い懸念が予想されてはいた。
ストリートビューを使っていてどうも腑に落ちない「空白地帯」について、あれこれ疑心暗鬼になってしまうのだ。
ストリートビューが可能な地域は「なんでこんなに細い道まで」という所に入り込んでいて路地裏のプライバシーも糞も無い。これではうっかり行水も出来ない。
一方でぽっかりと空いた空間がある。なんで?と思うほど一切カメラが入っていない一廓がある。単に撮影が一気には終わらないからであっていつか表示されるようになるんだろうな、と思って待っていたが、どうやらその気は無いようだ。これはよくない。寝た子を起こす可能性が高い。これはやはり賛成しかねるサービスだと言わざるを得ない。いくら便利でもやって良いこととやっちゃいけないことはある。ITだ、なんだ、革命だって、どんな理屈をつけたってこれはもはやバーチャルの世界の話では無いのだ。
グーグルには申し訳ないが、日本政府は断固としてこのサービスをやめさせるべきだ。