2009-05-20
豚インフル
もう全国に散らばってしまった。週末辺りには関東圏でも患者がどかっと出るでしょう。飛行機の検疫は既に無意味。中で広まっているのに外からの入り口固めてもね。
しかし毒性が低くて本当に良かった。中には37.5度程度の熱が出ているだけで豚インフルとされた人もいると聞いた。ってかそれってよくあるただの風邪じゃん。そんな程度でキャリアになっている人、既に山ほどいるのではないか。
ただ、だから騒ぐな!というのではけしてありません。子供がいる人とそうで無い人とで温度差が大きいのがちょっと気になる。子供やお年寄りが家族にいたらやっぱり神経質になるのが当たり前だし、マスクするのが「大げさ」だとか「失礼」だとかってのはちょっと違うと思うよ、高城君。もしエリカちゃんとの間の子にもマスクなんか付けさせねぇ!ってならまぁ、見直す。(真似はしないが)
さっさと若くて美人の奥さんと子供作ろうぜ。日食見てる場合じゃないぞ。
豚インフルに話を戻すと、結局のところ今回防ぎきることが出来なかったわけで、もし強毒性のもので今回のような感染力が強いウィルスだったらと思うとぞっとする。マジシャレになんないぞ。ぜんぜん役たって無いじゃん、あの大騒ぎ。そこだ問題は。
あくまでも今回は毒性が低かったという結果から、徐々に検疫体制を緩めて患者に対する治療体制に重点を置いていくのが正解だと思うけど、より強いウィルスに対して改めて危機管理体制の強化が急務だ。うん、今日は俺真面目だな。
実際今回のウィルス今のところはおとなしいけど、急激に毒性を強めた亜種・変種が出てこないとも限らないわけで、安心しきってはいけないと思うよ。
それはそれとして。
ウィルスというのは細菌と違って、他の生物の細胞を利用して、自己(?)を複製するだけの生き物(??)だ。なにしろ単独では増殖すら出来ないんである。いったい何のために出てきたんだお前?というのがウィルスだが、人類の進化はウィルスによってもたらされたという説もある。もしタイムマシンが完成して18世紀ごろの人間を現代に連れてきたら、あっというまに現代人ならどってことないウィルスにやられて死んでしまうだろう、よしんば生き残ったとして、そのまま過去に帰らせでもしたら、帰った人をキャリアとして広まる病気でその人の時代の人類は壊滅的打撃を被るだろう……というような事を聞いたことがある。
つまるところ「ウィルスは『神(他になんて言おうか)』がよこしたDNAのアップデート」なのだろう。
おそらく来年の今頃には世界中の人々は押並べて「豚インフル」の洗礼をうけた結果生き残った(共存した)新しい人類になっているだろう。もしかしたらこれは次にやってくる「凶悪なウィルス」にたいするワクチンなのかもしれない。
このウィルスがお年寄りには感染しない(かあるいは症状が軽い)のは既に似たようなウィルスが過去に蔓延していたってだけなのかもしんないぜ。
とりあえずだな、マスクを買い〆よう。マスク屋さんは今、長者。