水着は対策

前エントリーの続きになるが、今回のインフル万延(てほどではまだないけどもな)てのは、もう日本において水際対策ってのは無意味なのだと言うことの証明なのかもしれない。

なんていうのかな、日本は島国だし、鎖国とかやってたし、上陸させなけりゃなんとかなるという歴史が長すぎたため、水際対策という独自の文化(?)が出来上がったのだと思う。

でも、例えばスイスとかスロバキアとか、いわゆる「埼玉・長野」みたいな場所にとって、水際ってそもそも概念に無いのではないか。
だって、国境地続きなわけで、いくら国境をフェンスで別けても、フェンスの向こうの兵士が「へっくしょい」すればこっちも「へっくしょい」になるだろう。

日本とアメリカだって、アメリカがくしゃみをすれば日本が風邪をひくっていわれていたじゃないか。(まぁこれは主に経済の話なんだが)

島国だから、なんとなく「上陸さえ防げば」と短絡的に考えてしまうのはわかる。でも、内部に入り込んでしまうともう中身はぐっちゃぐちゃでしょう?

電車なんかもうどうしようもないくらい世界一のラッシュでしょう。マスクしようと思っても売り切れていて買えやしない。会社に行けば行ったで同じビルに色々な企業が入っている。関西に昨日主張してきた人とだって同じエレベーターに乗らざるを得ない。クライアントの企業の本社が神戸だろうがなんだろうが、営業マンは行かざるを得ない。タクシーやバスの運転手さんは客をえり好みできない。次に乗る人は前の客の素性はわからない。水際すり抜けてしまったことがこれだけ判明している状況で、内部の人の動きは全くもって「何も変わっていない」んだから、もう、絶対関東圏の潜在患者は3桁4桁どころではないはずだ。(ほんと弱毒性でよかったよ)

今日テレビで感染した高校生の「周りに座っていた人」が感染している可能性、とか言ってて、座席の周り何名分かの座席を赤字で表示してやんの。もう馬鹿。感染者だろうがなんだろうが長い飛行時間内でトイレに行かないわけないだろう?トイレでくしゃみの一つもして、その後に空くのを待ちに待ってトイレに駆け込んだ人がいたとして、それで感染しちまったとして、その人の座席が感染者の近くとは限らないだろう?だいたい飛行機が何人の人を運んでいると思ってんだ。それぐらい想像力働かせろよ。

飛行機てのは乾燥していてウィルスは元気だぞ。気圧も低いしきっと広まり方も早いんではないか?安全なのは操縦席くらいじゃないのか。

日本は物理的には島国だけど人の動き的には地続きの国となんら変わらなく、一度内部に入ってしまうとおそらく世界一他人との接触の機会が多い国だということ、そこんとこをだな、
もう一度冷静にな、
もう鎖国の頃の政策は忘れてだな、
ちゃんと考え直して欲しい。

修学旅行の延期がはじまっている。もし関東圏でも患者がどんすか増えれば、延期意味無し、「決行!」ってことになるのだろうか。
逆に沖縄あたりのホテルが「感染地域からの修学旅行自粛を求める」みたいな声明を出したりしたら日本はなんかこう殺伐とした国になるな。気持ちはわかるが。

「当ホテルは新型インフル感染者の宿泊をお断りしております」

みないな看板がでていて「だから安全」てな、そんな商売の仕方、もし強毒性だったとしたら「しかり」と思ってしまうぞなもし。こわいこわい。

水着わ紫外線対策