2009-05-30
記憶媒体
「あなたのPCではDVD焼ける?」と、会社で聞かれた。
そりゃ焼けらいでか!焼けないわけないよ。だってコンピュータだもの(笑)仮に今駄目だとしても最終的にはドライブ買ってきて皿焼きソフトンストールすればいつかは焼けるわいね。
んだが「出来ますよ、当たり前じゃないですか」などと迂闊に答えて、一枚かとおもったら10枚てな場合もある。(てかなんで自分で焼けないのかが問題だ。業務上必要なら購入申請して買おうよ。そんなことに同僚部下の時間取らすなよな)
ので
「最近DVD焼くソフトの調子がおかしくて」と言葉を濁す。
実際最近皿焼き具合が悪いのだ。XPのSP3を入れてから皿焼きソフトを立ち上げると、ところどころ文字化けするし、せっかく焼いた皿がマックで再生できなかったり、DVD入れているのにCD分の容量しか焼けなかったり……でもここんところUSBメモリばかり使っていて皿焼く必要性が皆無、めんどいからほったら~、状態。
で、詳しく聞けば
「写真データのやり取りで、DVD20枚程焼かなくてはならないんだ」
……
半日仕事らねっか。
出来るって気軽に言わなくて良かった。俺って本当にずる賢くなったな。でも、なんでそんげにDVD。
昔勤めていた会社では、データのやり取りにDVDなんて使わなかった。焼くのも見るのもかったるいし。
基本サーバを介すか、HDをUSBデバイスケースに入れてやり取りした。
って話をしたら「それいいね」と納得して頂けた。物分りが良く、頭の柔らかい人で本当に良かったが、OS9を仕事のメインに使うのそろそろやめませんか?とだけは言いたい。多分OS9と心中するつもりのDTPオペレータって結構多いと思うんだ。残念なことだ。
さて、そのHD&USBデバイスの組み合わせだが、たかだかDVD20枚、ようするに、50GBくらいのデータのやり取りにHD新たに買うって言ったって、今時80GBのHDなんて買う馬鹿いないだろう。でよくよく考えてみたらUSBメモリだって今は32GBある。しかもそれが5-6千円で買えたりもする。より早いフラッシュメモリカードでさえ32GBで1万円しない。
私が始めて買ったPC(IBMアプティバ)のHD容量は2GBだった。メインメモリは16MB。それが36万円した。バブル期とはいえ、よく金出したな俺。16MBのメモリ!ぷぷっってなもんだろう。まぁ実際16Mではウィンドウズ95がまともに動かなくって、64MBにしたらえらい早くて感動したものだ。でもそのメモリ増設費用、たしか2-3万かかったような気がする。
それがHD160GBったって2.5インチのでさえ5千円しない今って……。
そのうちHDや皿(CD,DVD)は無くなるだろう。所詮原理はレコードと変らないこの規格が消えるのは時間の問題だ。紐系(ビデオテープ、カセットテープ、DAT)はもう消えかかってるように、物理的に皿回しして物理的に針(光)が読みに行くという「機構」も風前の灯だと思う。動いちゃだめ。皿が回る時点でもうだめ。
だって将来的にメモリは人類の生きた頭の中に埋め込むことができるようにならなきゃ駄目なんである。行く先はメモリと脳の連携だ。そんとき「頭の中で円盤がくるくる回って」いたら気持ち悪いだろう?
どーでもいいがSDD(シリコンディスクドライブ)って、ネーミング、どうなのか?どこがディスク(皿)なの?シリコンドライブじゃぁSDってのがもうあるからしょうがないのだろうが。もうちょっとセンス良い言い回しは無いものか。
(ちなみにSDっていうのはSecure Digitalの略らしい。なんだそりゃ)