2009-07-05
電話で選挙活動するな
また選挙だ。かねてからから路上で街灯で「名前の連呼」だけしか脳の無い候補者には絶対入れるなと家族に明言してきているので、我が家には嫁が作った連呼能無し候補者ブラックリストがある。
と、最近「電話による『お願い』」が増えたような気がする。
週末の昼間といわず夕方過ぎでも電話で候補者のアピールをしてくる。前からある古い手ではあるが、これは正直言って自分がこの世で一番嫌いな手口だ。
大体がおかしい。インターネットでは選挙期間中の広報活動は禁止されている。インターネットというのは、閲覧者が「自らの意思で『見る』もの」だ。それがどうして禁止されているのかさっぱりわからないのだが、電話での押し売りがなぜ許されているんだろうか。
電話は受動的なものだ。電話がかかってきた時点で相手が誰だかわからない。もしかしたら郷里の親からの連絡かもしれない。子供からの電話かもしれない。仕事の話かもしれない。それは取らざるを得ない。その結果まくし立てられる選挙活動になぜ「禁止」という措置が取られないのか。ネット上の活動とどっちが性質が悪いのか猿でも解ろうもんだろう?
ネットでページはいくらでも同時に見ることが出来る。テレビも嫌ならチャンネルを変えればよいだけの話だ。ところが電話の回線というのは大抵の家庭の場合「1つ」だ。そのたった一つのメディアを占有してのこういった活動にどうしてメスが入らないのか。政府はNTTからなんか貰っているのか?
もし、興味も無い候補者からのだらだらとした電話の最中、大事な家族からの連絡が入っていたとしたらどうするのか。だから
「今度かかって来たら候補者の名前を聞いて、『○○』と言ったら、
『はい、残念でした。我が家の家訓で「電話で選挙活動した候補者にはけして入れてはいけない」というのがありますので、あなたには絶対に入れません!』
と言え!」
と言った。