道に迷うと回る

 昨日近所の水路でボートに乗った。当然漕ぐのは父ちゃんである私の役目なんだが、手漕ぎボートに乗るのが非常に久しぶりということもあって、巧く進まない。まっすぐ漕いでいるつもりなのにどうしても曲がる。右と左の力が均等でないんだろう。

 海で沖まで泳いでいると、やはり曲がって進んでいる。時々目標物を確認しないととんでもない方向に進んでいることがある。

 単に「歩く」という行為でも大抵の人は目標物が無いと回るのだそうだ。

Walking Straight into Circles
(日本語:道に迷うと回る

目標物が何も無いような場所で迷ったら、動かない方が良いというのは本当らしい。考えてみるとこれ結構怖い。

 もし私が目隠しをして広い池の真ん中でボートを漕いだらかなり面白そうだ。間違っても救命ボートの操縦を私にさせるべきでは無い。