2010-11-14
ヤマト実写版
ヤマトの実写版公開が近い。
当初は「マジかいな?」と思っていたわけだが、予告編を見る限り結構見てみたい感が高まっている俺がいる。
ただ懸念(笑)材料も多い。だいたいが和物の特撮SFX、CG物というのはどこか「強引」というか、「そこはお約束」として”観客の想像力に頼る”面があり過ぎる嫌いがある。洋物のとことんリアリティに拘る具象的手法とは異なる、山水画や浮世絵的な世界との違いというか、表現が難しいのだけれども。
ゴジラやガメラやウルトラマンのようにハナッから実写ベースのものならそのお約束も良しとすべきなんだが、ヤマトは元々二次元抽象世界の「アニメ」の実写化だ。これを和物特撮鑑であるところの「東宝」が(まぁ他じゃ出来ないだろうが)……という所に誠に申し訳ないが一抹の不安を覚えるのである。まさか「さよならジュピター(w)」みたくはなってないだろうな、と。
前売りの売上伸びずといったニュース»大丈夫かキムタクヤマトを見ると、どう考えても戦略ミスっつーか、誰をターゲットに作ったのか映画の出来栄えさえ不安になる。
「9月に東京ドームで行われたSMAPのコンサートで映画の前売り券を発売した。2回公演×5日間で来場者は45万人を見込み、『25万枚ぐらいはさばけるだろう』と予想していたようだ。ところが、さっぱり売れず、後半2日間は購入特典としてキムタクの顔が入ったクリアファイルをつけたがそれでも売り上げは伸びず、最終的に2万5000枚ほどしか売れなかった」(レコード会社関係者)
たいたいがこの項の冒頭のような事を懸念しつつもプチ期待している層が、スマップのコンサート会場にいるわけがないだろうが!アホか。2万5000枚も売れたことの方がびつくりだよ。
実際ヤマト実写、と聞いて一番気になるのは森雪とスターシアは「誰がやるのか」という点であって、けして古代進では無い。そういった点では黒木メイサは俺的にはオケーだ。むしろ古代なんてのはCGで十分だ(笑)。設定を変えてアナライザーが古代ってことでも良かった。