潔癖症

私は子供の頃よく神経質だと言われていた。(そこ、笑いませんよ~)。本当だ。手をちゃんと洗わないと気が済まない。何度も何度も手を洗わないと気が済まない。小六くらいから中ニくらいまでの間ではないかな。今じゃあれは何だったんだろう?ってくらいガサツの極みなのだが、いわゆる思春期潔癖症というやつだったのだろうと思われる。別に何か明確に「汚い」と思っていたわけでは無い。バイキンとかそういうものを嫌っていたというのとは違う。

図書館で借りた本を読む時はなんだか背中がゾワゾワした。階段の手摺りを触ることが出来ない。うっかり触ったところに何かひっついていようものなら秒殺で手洗いだった。今思えば他人や他人のモノと触れるというのが嫌だったのだろうと思われるフシがある。新潟に引っ越した時期と思春期が重なっていたので、色々ストレスもあったのだろう。なんてデリケートな俺。

何がきっかけで治ったのだろうか?って言えばこれは明らかだ。
彼女が出来て色々チョメチョメ(死語)するようになってから、そういうのって
ぜんぜんっ
気にならなくなったっちゅう。ね。非常に分かりやすい素直なお子さんでした。

まぁなんていうか、ロッキード事件とか、キャンディーズが解散だの、ベイシティローラーズ来日だのといった、荒廃しきったあの時代、子供ながらに人との触れ合いっちゅうかね、そういうものを欲していたんだろうなと。

良く、水道で手洗いした後、水栓に水をかけないと蛇口を止められない、という人がいる。私には未だに理解出来ないんだが、こういうのってその人なりの「ルール」みたいなので何か本当に汚いとかバイキンとか思っているのとは、厳密には違うような気がする。

で、そんな潔癖症の方に送るこんなニュース。

»ATMは公衆トイレ並に汚い

多分、水道の水栓よりは格段に小汚いと思う。まぁね、昔パソコンのキーボードの雑菌はトイレの便座並、というニュースがあったから、想像は着くけどな。要は人の指は「ばっちい」つーことだわな。キーボードの表面とか、顕微鏡で覗いた日にはえらい気分になれそうだ。
それはもう、ちんちん触った後のレベルでは無かろう。
むしろちんちんの方がよっぽどクリーンだ。
逆にキーボード触った後ちんちん触ったほうがちんちんに害があるに違いない。
キーボード触ったらトイレ行く「前」に手洗いしたほうがまだマシだ。
気をつけようぜちんちん