ユッケ

ユッケでO111中毒死というニュースがありましたが、やっぱ生肉ってそれなりに危険だ。ここんとこ急に暖かくなってきたし、一応気を付けないと。ユッケ(生肉)が悪いという論調に成りがちなのは、そもそも生食用の牛肉というものが流通していない現実(よーするに昔から日本では生食用馬肉と生レバ以外の肉の生食は自己責任なのだ)からみてしかたがないのだろうけども、本当の問題はO111やらO157の方であるような気がするんだが……

ただどうしても気になるのが
「妊婦も重体」
って、妊婦も食ってんだ、生肉。いいの?

最近は妊婦って生肉を避けるように、とか言われないのだろうか??最近の医療では肉の生食がお腹の子供に悪いというのは「過去ガセ」扱いなのか?俺らん頃は、妊婦に限らず子供を産む前の女性は、肉を良く焼いて食べなさいって、戒められたものだが、あれはガセだったのか?。なぜダメか、という理由についてはあまりこういう場で書くべきことでは無いので書かないけど、私は古い人間だったのだろうか。やっぱ昭和なのだろうか。今でもウチで娘には肉を喰うときはちゃんと火を通すように言ってきたんだけど、どうなのか。今は構わんのだろうか。医者は何も言わないのかね?放射能よかましか?

マリンモンローのバスストップってゆーイマイチな映画で、タフガイを気取るいなかっぺカウボーイが生ハンバーグ喰って偉そうにするシーンがあったと思うのだが(小学生の頃見たので間違いかもしれない)、ひき肉って一番細菌繁殖し易いからアレ喰っても腹壊さない=タフ(それくらい腹がバカ元気)ってことだと思ってた。生肉は腹壊しやすいんだよな。O157だとという危険なのが付いてたら非常にヤバいけど、普通に大腸菌は相当数いるんじゃないの。普通の菌ならMy腹が勝つか、肉(でなくて菌)が勝つかの勝負であって、健康な男子ならたいてい勝ちだが、弱い人や運悪い時は負けてしまって、下痢したり死ぬほど痛い目に会ったり、時には死んでしまったりもするわけだろう。

肉て「切り口が多いほど(表面積が多いほど)、その後時間が経てば立つほど」菌の繁殖が多くなる。血之滴るレアステーキでも、大きな塊から切りだしてすぐに全ての表面を炙れば、リスクはまぁ減る。肉の鮮度というのは「死んでからの時間」ではなく(肉って腐りかけのほうが旨いって言うでしょ)て、切りだしてからの時間が重要。これは魚も同じなんだがね。魚の種類にもよるけど刺身は作ったらすぐ食べようね。特にこれからの季節。

つまり細かく切り刻んでしばらくほっとかれたユッケやひき肉は銃より危険。


はっきり言ってイマイチな映画です。でもモンローは良い。
バトルシップヤマトみたいなもんか。映画はともかくメイサは良い、みたいな。