休肝日

実は休肝日というのを設けている。別に体のことを考えてやっているわけではない。なんか最近余りに避けにかかる金が多すぎてきたから、不景気だし、たまにはやめとこうか、程度の話だ。

いちいち家族に宣言すると「お父さん、今日は休肝日でしょ!」などと言われて煩わしいだろうから、個人的にやっている。別に曜日を決めているわけではないのだから。気分だ。家族で呑むのは俺だけってのが幸い。めんどくさくなくていい。

酒ってのはなんであれだけ飲んでいても一日くらいなら飲まなくて平気でいられるんだろうか。煙草は一日禁煙てのは結構きつい。あほらしくてやってらんない。

でも休肝日を明けたからといって飲む酒が殊更旨い!って程のもんでもない。別に普通だ。これが悔しい。煙草は数時間禁じただけでもあれだけ旨いのになんでだ?

悔しいから昨日一昨日と2日休肝日を続けてみた。でさっき真昼間から飲んだ。休日だしな。(やべつに平日でも朝から呑む時は呑むんだけどな)

で、

やっぱどってことない。全くもっていつもと同じだ。素晴らしく旨い!ってもんではなかった。酔い方も、まぁあまり変わらん。

いったい酒ってなんなんだ?

ま、昼寝したいときにはよく効くよね。昼用睡眠薬としては最高だと思う。良い酒は飯を旨くするが、安酒だとかえってマイナスだ。酒のせいでもっと食べられるのに食べない、ってこともある。

真夜中に高級なウィスキーだのちびちびやりながら、ジャズィーな音楽を聞く、とかいうおされな習慣はあいにく持てずにいる。どんな高級な酒だろうがあればあるだけ(美味ければ美味いほど)飲んじまうし、夜の酒は飲み切るまで眠くならないから始末が悪い。

△さすがにこれを一晩で開けたら怒られそうだが、やってみてもいいな。誰か下さい。