2012-02-11
震災後の変化を定点観測した写真
これすごい。
http://blogs.sacbee.com/photos/2011/09/japan-marks-6-months-since-ear.html
よく同じ場所から写したな。
あの津波で認識を新たにしたんは、津波ってのは「未来少年コナン」や「ドラゴンヘッド」なんかに描かれているような「ビックウェーブ」がざっぱーーーん!てぇ一気に来るんでは無かった、ということだ。
海全体が端の方からだんだんと盛り上がってきて、徐々に、淡々と、いつまでも真っ黒い水が増え続ける……。こういっては何だが、絵的にはいまひとつ。なのに怖い状況。津波と言うけど、”波、ウェーブ”という言葉から想像するものとは違っていたってことを初めて目の当たりにした。良く「第一波」とか言われるけど、どっからどこまでが一波なん?てくらい長い。あれではいくら波の高さより高い堤防を作ったって、後ろから次々に押し寄せてくる水に押されて水かさがどんどん高くなる。他に少しでも低い所があったらそっちから回りこんでくる。
津波と言うと「高さ」ばかり言われるけど、大事なのは「移動してくる海水量」なんではないか?小川をいくら屈強なダムで塞き止めても水が流れ続けてさえいれば、いつかは決壊する。