2012-02-27
寒すぎるやろ!
最近どういうわけかブラウザ(ちぇろめ)がちっともパスワードを覚えてくれなくて、なにげにボケ防止に役立っている今日この頃。
しかし、今日の東京は異常に寒ぅーい。何なんだこれは。ちょっといつもの東京の寒さとは違う。なんか湿っぽくて冷たい。かといって新潟のそれとは全く異なる。
これは、仙台だ。仙台って冬こんげ感じだ。群馬や埼玉のからっ風とはちょっと違うんだ。肌を刺すような強い風ではなくて、骨の髄から冷やす淡々と吹く風。耳が切れそうな寒さというより、耳通り越して頭が痛くなる寒さ。いつか真冬に仙台に仕事で行ったんだが、そんないじわるな寒さの中ジモティのたくましい企業戦士のおっさん達は、コートの前もろくに閉めず、赤ら顔で悠々と街を闊歩していた。あの気候の中戦ったら雪国育ちでは勝てないわ、と思った。一晩で二メートル近く積もる豪雪地帯に引きずり込めないと勝てない。
寒さの種類で言うと、青森の寒さというのも結構堪えた。あれも凄い。真冬に青森に取材に行ったんだが、もう寒いなんてものではない。笑うしか無い。東京も新潟もそんな時期「珍走族」も”おこた”でまったり、のはずなのに、青森の若人は違う。あの雪で半分凍った道で「ブイブイ」走りまわってた。北国を舐めてはいけないなと心底思った。と同時にこいつら沖縄行ったら熱中症で皆死ぬなと思った。
まぁ、そのまた北の北海道に冬行くと、妙に真面目というか、「こんな時期、外うろついたらいけない(てか普通に死ぬ)」という基本が染み渡っていて、普通に静かな冬の夜なのだ。生命の危機を肌で感じる(笑)というか、普通に駅(といっても無人駅とか)で電車を待つ間も「いつ凍死してもおかしくないなこれ」って感じだからな。いやマジで真冬の夜に北海道のとある無人駅でウィスキー(とホタテをつまみに)飲みながらいい気分で電車待っていたら、うっかり乗り過ごしてしまったことがあって、その次の電車(約二時間来ない)を待つ間、腹は暖かいのだけど手足の感覚がまるっきり無くて、周りに人気なんて「皆無」だしで
「あれ?マジで死ぬかも」
と思った。怖くて目的地とは反対方向に行く電車に飛び乗った私は「ヘタレ」確定か。
そんとき写した写真がこれ。
どう見ても寒そげらろ?。ここ、北海道の日本海側なのにこの雪の浅さ(積雪の少なさ)が怖い。降るには降っているのに、積もらない。しかもなんで人居ないのよ。ここに3-4時間居たけど、二三人しか人間見てない。まぁ写真には写ってないけど結構”細雪”が吹き荒れていたのはがスローシャッターなんで消えちゃた。寒さはもう、ハンパ無かったし。店もやってなかった。一応観光地(瀬棚三本杉と言う)なんだけども……夏限定かな。
いや、生きてて良かった。
それに比べりゃ、今日の東京の寒さなんぞたかが知れてるか。
いやいや、それにしても寒いよ。こないだの地震で地軸がネジ曲がってしまったでわなかろうか。