2012-04-23
本当のスカルプケアとは
例えば
オートバイを洗車する場合、エンジンやホイールの細かな所などはなかなか汚れが落ちないからできるだけ細かな歯ブラシだの駆使してゴシゴシやる。
さすれば苦労のかいあって綺麗になるだろう。洗車をさぼっていると、古い汚れに汚れが重なり、なかなか汚れが落ちないから汚くなる。汚れの蓄積を避けるには頻繁な、丁寧な洗車しかない。
朝シャンだの、毎日洗髪だの、最近の「スカルプケアブラシ」などを使う心は、上記のような感覚に近いと思う。
でも待って欲しい。
例えば
「シャワーの噴射口」を土の地面に擦りつけた場合を想像して欲しい。
噴射口の一つ一つに尽く泥が詰まるだろう?。さて、問題はこれをどうやって洗うべきか?ということだ。
歯ブラシか?より細かいブラシで擦(こす)るか。
ますます奥に汚れが入りかねないでしょう。
この場合多くの人は「水を勢い良く出す」と思う。そうすりゃ簡単に噴射口に詰まった汚れは水とともに噴出してくる。
人の身体はオートバイのように鉄の塊で出来ているのではない。非常に軟らかい素材で出来ている。そして、あろうことか「全身シャワーの噴射口(まぁ毛穴とか汗腺だわな)」で出来ているのだ。
ということは、だ。ろくすっぽ運動せず汗もかかずにゴシゴシ日々の汚れを擦り込むという行為が、いかに愚かなことか分かるだろう。そりゃシャンプーには香料がたっぷり入っているし、整髪剤にも入ってるから、なんとなく「匂い」でごまかされているが、毛穴の奥底にゴミを埋め込んで匂いでフタしているだけの話ではないか。これが禿げずにいられりょか。いやいられまい。
人はシャンプーで汚れを取るにあらず。なに気張ってんだ俺!
愚者は経験に学ぶという。
たしかに朝シャンはきもっちええ。経験は人を溺れさせるのである。
頭を洗わないと痒い、というのは、むちゃくちゃ洗いすぎで軟らかい頭皮が傷ついているから汚れや汗で「しみて」痛痒いんだ。嘘だと思うなら一週間くらい我慢して放置してみろ。慣れるから(笑)じゃなくて、とりあえず、己の頭皮の傷が癒えるまで待つのだ。
汗をかいたら髪は軽く洗ってゴミだけ落とせ。水かける前にシャンプーだけでゴシゴシとゴミの埋め込み作業すなや。
頭皮というんは見りゃわかるが生っ白くてふにゃふにゃしててとってもデリケートゾーンだぞ。ちょと硬いものがぶつかっただけで出血するし。だから毛があるんじゃないかね?そうだろ?。
あんなの親の敵みたいにバイキンたっぷりの爪立ててゴッシゴシやったら傷だらけのローラだぞ。長髪の人が案外長髪を保てるのは毛が邪魔でなかなか頭皮を禿げしく洗えないからだと思う。あと、長髪の人に風呂嫌いは多い。(ようはズボラ、めんどくさがり、→床屋嫌い)
いいな?。
人は汗をかく以外汚れを根本的に除去する機能を持ち合わせていないのだ。男たちよ、黙って汗をかけ。
※上記はあくまで個人的意見なので、ご注意下さい。ハゲるべくして生まれし者(Born to be Hage)は何をしても無駄なことが経験上実証されています。