2012-10-12
ノーベル文学賞
村上春樹さんが受賞するんでねーの?ということでしたがどうなんだ?。ちごうたのけ?昔、吉本隆明さんが次に文学賞取るとしたら春樹さんじゃねか?って言われてたのは記憶してんだけどな。
で、も、けして川端さんとか大江さんの受賞をDisるわけではねーんだけどもさ、ノーベル文学賞って、実のところ、いや、、マジで、どうなん?(笑)
悪いが、「雪国」だ。
雪国。
日本人の文学者として、えー、ノーベル賞ですよ。
是非、日本の皆様に今こそ声を大きくして聞きたい。
あ、な、た。雪国て・・
読んだ??
え?聞こえないっすか?
読んだ?雪国。
どうなのよ。読んだの?!
あー読んだんだ。で、どんな感じ?
すまぬ。
悪い。
俺は読んでない。
てか読めないんだよ!悪いな。いや、けして本を読まない方では無いぞ俺は。でもさ、どー頑張っても、こいつだけは始めっから5ページあたりの先まで読めないっちゃ!!!。「雪ぐぬ」つまんねーんだよばかやろう言わせんな恥ずかしい。
いっつもいっつもどこまで読んだか覚えてないっちゃよ。だ・か・ら・こ・そ、「国境の長いトンネルを超えたらうんたらかんたら」の部分は何度も読み返すからな、完全に暗記したわな。雪国と言えば、国境には「ながーーーーいトンネルがある」ってもんだ。実際そうだしな。
てな話をしたら、嫁が「えー?こまこはどうなの?」とか宣うのだが、駒子が出てくる所まで読んでないんだからしょうがない。
じゃぁ、その駒子とやらってなんなん?と聞くと「いや、その先はわかんない」んだそうだ。
……そうだ。結局最後まで読んでないんじゃねーか。
いやね、私はともかくとして、嫁は結構「読むのが辛いお話」を読みきるのを得意としている。結婚前の話だが、私がつい古本屋で買い求めた上で8巻で萎えた『大菩薩峠(中里介山)』を、最後まで読み切りがってドヤ顔されたのだ。ちょっと待て。そこドヤ顔するところでは無いが、でも。それにしても。よく読んだ。褒めて使わす。だって、既に当時「未完」て確定してたんだよ?なんで読むのかな。いやいいけど。問題は、そんな、あの大菩薩峠を最後まで難なく読み切る嫁でさえ、雪国を最後まで読んでない(読めてない)ってことだ
よな。
でもノーベル賞なんだぜ。ふふ。
ノーベル賞。ノーベル。ってそーんげに偉いの?。「田山花袋と言えば布団。梶井基次郎と言えば檸檬だぞ」てのはいやってほど叩き込まれたのに、駒子どころか雪国のゆの字も「受験のための必須事項」であった覚えがないのはなんでなんだろう。実のところ日本の文学界として、公式な本音のところでは、ノーベル文学賞とか、ププ・・・ってバカにしてないか?。
てか「城の崎にて」あたりを読んだほうがよっぽど日本人としては役に立つと俺は思う。短いしわかりやすいぞ。いや、エロがいいなら「痴人の愛」のほーがよっぽどオモロいぞ。てか教科書に雪国って載ってるの?もし春樹さんがノーベルったら、1Q84は教科書に載るの?いや、もうどーーーでもいい。ほんま、まじどーーーでもいいわ。なんだそれ。なんでノーベルが日本語の本評価できんの?意味分かんない。無理だろうそれは。てか、はっきりそれは無理でしょうと言いたい。日本人でさえ難しい日本文学の評価をだね、なんで外国人がしたとしてそれをここまで喜ぶのかがさっぱしわからない。賞金もらって良かったねってだけだろう?
や、平和賞とか無理ありすぎだしなぁ。それに比べればまだましか。てか取っちゃったもん勝ちか。
んだな。
はっきり
「ノーベル賞とかいらねーし」って誰か言っちゃて欲しかったし、春樹さんにはそう言って欲しかったかな。そういった意味で残念だ。