2013-02-20
灸
他の所には書いていたんだが、灸にはまって久しい。
これまで、やれ漢方薬だのドクダミだの、意外といろいろ面白がってやってきた私ですが、煙草を辞めた煙恋しさからか、お灸が大好きである。
お灸が何に一番良く効くかと言えば、それはもう、いわゆる「冷え、コリ系から来る痛み」に覿面(てきめん)に効きまくる。どこにどう灸を置くかといえばまあ「経絡(ツボ)」ってことになっているのだが、
人体にはこれ以上の経絡があってだな、多少外れていたって俺にはわかりゃしない(w)から、そのあたりは結構いい加減だ(あくまで個人比だ)。例によって
こまけぇこたぁいいんだよ
と思う。冷えからくる痛みというのは大体「肩こり」や「腰痛」、膝などの関節の痛みだ。この内腰痛ってのは実は自分では灸を置きにくい(背中だから)から灸をするってーと肩、首、手足の関節あたりがメインになる。で、コリやら痛みの部位らへんの「揉んで気持ち良い所」に置けば大体オーケーだわな。
灸自体「火」を使うわけで、燃えてるのだ。熱い。ピンポイントでかなり熱めの温泉を吹き付けているようなもんであり、当たり前だが「温まる」というレベルより上に行くのだから「冷え」からくる不具合に対して効き目がある、というんは非常にわかりやすいと思う。
逆に効果が分かりにくいのは、アレルギーだとか高血圧など。こういったものは長いこと続けないと効果を感じるのは難しいだろうし、素人考えだけで効果を云々すべき域では無いと思う。少なくとも 3年、いや、10年は続けないと分からんのじゃないかな。あと胃腸に効くというのも、漢方薬飲むのとかに比べると、即座には効いているのかどうか分かりにくい。
ちょうど内服薬で一番すぐに効き目が分かるのが「胃腸薬」でしょ?(ww)。漢方薬なんか胃腸をどうにかしたいって時飲むやつは、直ぐに効果の是非がわかりやすい。そらそうだわ。直接「袋状の患部」に流しこんでんだから、軟膏塗ってるってレベルじゃねーぞって。それぞれ向き不向きがあるだろうと。
なわけで、お灸ってば特に冬場はえらく気持ち良いから経験のない人、騙されたと思ってぜひ一度やってみて欲しい。
いろいろ熱さにランクがあるのだけど、痛みに弱い人は低めから、そうでもない人は中くらいのレギュラーから。わたしゃ千年灸だったら生姜(上から二番目)がお気に入りです。熱いといっても絶対的温度がランクを上げると際限なく高くなるというより、感覚的には熱さのピーク(も勿論少しは熱くなるけど)温度の維持される時間がより長くなる感じね。まぁ慣れもあると思うが。