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なんか色々と嫌な未来図

随分前にこういうのを貼ったんだが、(1993時点の未来予想図)

▼今時はこんならしい。

絶対車に轢かれそうな未来。いいから外出歩く時ぐらい一人で居られるようにしたれや。あぶねーって

ここまで何時でも何処でも一緒にいなくてもいいやん。

▼あっちゃこっちゃ指紋で便座並みに汚くなる未来。

……あっちゃこっちゃ撫ぜまくりやがって、いくらなんでもやりすぎだろう。

俺、ディスプレイ触る奴大嫌いだから却下。

相変わらずこの方がリアリティがある。

いや、むしろこっちだな。

カンニング

話題ですな。しかしカンニングも楽になったもんだ。俺らの頃と言えばもうさ、消しゴムのケースの裏ににちまちま書いてみたり、ちんこい紙に書いてみたり色々試したもんだわ。でさ、沢山書けないから要点だけ要約してあれこれ工夫してやっとると「覚えちゃう」から意味ないんだこれ。そんな暇あったら勉強しろ、というが、案外これは勉強に役立つ(?良い子は真似しない!)

でも外部の人から答えを授かるってのは楽でいいね。ったく楽しやがって。

今回yahoo知恵袋で聞いたってのがあまりに「バカ過ぎ」な点。
現代の文明の利器には悪用するとこんな危険性がある、ということを示唆しようという犠牲的精神から意図的に行ったんではないか?と、この報道があった当初はそう思ったんだけどそうでもないらしい。まさか本気でバレないとでも思ったのだろうか??そうだとしたら信じられない浅はかさ。

絶対これまでもこういうのってあったはずだ。何も知恵袋に投稿しなくても秘密を守れる外部の(偏差値の高い)協力者がいれば可能なんだから。これで今後は少しはやりにくくなるかね(笑)

問題文打つの大変かどうかなんて、携帯に慣れてりゃどってことないだろう。ほんと信じられないくらい速く手打ちするからな、今時の子は。OCRが付いてるなら別に打たなくても済むか。でも微妙な修正の方がかえって手間かかりそうだな。写しているときバレそうだし。どうせ数学の記号は文字登録しておいたんだろう。(さっとスキャンして、トイレで修正すればいいという意見もある。確かにそうだな)

真面目に勉強していた人を冒涜する行為かもしれない。他の受験生が怒るのもわかる。大学の先生が目くじらたてて怒ってるが気持ちもわからんでもない。

わからんでもないがな、そんげ驚くべきことなのか?これって。可能性としては十分考えられたはずだ。外国では何件か携帯使ったカンニング事例があるようだし。今回yahoo知恵袋ちゅう(笑)マヌケで露呈してむしろラッキーだろう。

あのさ、ITとかユビキタスコンピューティングの進化の行く末、いずれ「脳波」をデータ化しての通信も可能になると思う。脳波をデータ化するのはまだ難しいかもしれないけど、最新の暗号解読方法ではLSIから漏れた電磁波から暗号鍵を盗聴するなんて方法がある。これやられたらせっかく一生懸命暗号化しても意味なし。脳波が外部に漏れ出すってのは無いんだろうけど、個人的に電極付けるなら読み取ることも出来るようになるんじゃないの?何年先になるかわからんけど、きっといつかそうなる。そうなったら皆テレパシー人間なわけで、試験なんて全く意味がなくなる。これぞ知の共有。クラウドサーバが人間の脳みその代わり。別に勉強なんて必要ない。偏差値なんて関係ない。必要なのはITスキルのみだ。わかんないことあったら脳内でググれば済む。なんて便利。

うそっぽい?でも、脳波を使ったインターフェイス以外の部分は既にほぼ出来上がっちゃってるし。今ドコモでCMやってるでしょう?東京に出てきた在郷の娘が都心の駅の改札で迷って、行き先を端末に話しかけると端末がしゃべるやつ。「引越し先ぐらい事前に調べとけ!このぜぇごもんがぁ!」とか思うのだが、あぁいった機能に脳波インターフェイスがプラスされるだけで、誰もがすぐにテレパシー人間になれるんだわさ。

人物を仕分けする際、今まで行われてきたような試験方法は使えなくなる日も近い。

人類補完計画

永遠の命を手に入れられる場所ロシアに。だそうです。妙に値段が安いのが気になるし。

記事には

「脳はコンピューターのハードディスクのように動き、中身を保存でき、将来的には寸分たがわず再生できると確信……」

とあるけども、実際それはそれで脳の再生が可能だとして
「その脳で一体何をどうやって動かすの?」
ってとこが気になる。
ウィンドウズ95かな。

▼冷凍保存したその後気がついてみたらこんなだった、とかじゃいやだよな。

▼せめてこんくらいなら許せるんだが(火の鳥のロビタ)

冷凍脳再生が可能なくらい遥か未来になったら、21世紀の人間の脳なんて、あまりにチープな性能で、どうにも使いようが無くて、アキバの道端にジャンク(自己責任で再生してください)扱いで並ぶかもしれない。

こういったおちゃめな事故とかもあり得る

USBペダルが与える未来

USBペダルが、売れまくっているそうだ。私も欲しい。なんで今までこれが無かったのか??と。三連ペダルが売れ筋らしいが、ヤマハレクトーン検定6級の私としては13連のベースペダルタイプUSBスイッチを熱烈開発希望。これは左足だけで操作しる。右足用にボリュームペダルとサスティーンスイッチがあれば尚よろし。これだけあれば四則計算は「足のみ」で可能だ。素晴らしい。Alt+Shift+Ctrl+O なんていう、絶対使う事はあるまい、と思っていたショートカットの使用も現実的になった。

問題はこれに慣れすぎてしまうと、モバイル環境で困るんじゃないか?と言うことだ。新幹線のシートに座りながらペダルを踏み踏みするのは発表会が近くて焦っているイレクトーン教室に通う親父っぽくて微笑ましいかもしれないが、少なくとも IT 戦士っぽくはない。でも入力デバイスとして今まで「足」は無駄に終わっていたものが日の目を見たわけで、これは IT 革命が次のフェーズへ進む兆しではないか。

攻殻機動隊だったかで指が数十本でてきてキーボードをたたきまくるシーンがあったが、何も「指にこだわらなくても良かった」んだ。だって、他にも空いている入力デバイスが人間には付いているではないか!目、鼻、口、声、肘、膝、腰、舌、そして、ち◯ち◯(男子限定デバイス)。これらをフルに使いこなせば、見た目は兎も角もなまらサイバーだ。(なんだそれ)

鼻から息を吸うと「コピー」口から吐くと「ペースト」とかしてくれると便利だ。横でやられたらめっちゃウザイからSOHO向きだが。舌や腰の動きでマウスカーソルを動かすとか、婦女子がやっているのを見てみたいものだ。舌打ちすると「アンドゥ」、加藤武(等々力警部)風におでこを叩くと「リドゥ」。頭をかきむしると「強制終了」する。これこそバイオデザインだろう。

願望はともかく目線でカーソル動かすくらい結構近いうちに実現しそうだよね。

もろもろ覚書

ここんところ、まぁ不景気だからしょうがないんだろうが、営業メールが多すぎてうざい。

気になるのが「弊社は◯◯についてワンストップでご提供しています」という謳い文句だ。私が前務めていた会社もそれ売りにしていた。なんか、個人的に好きじゃないんだな、ワンストップて発想が。そんなとことパートナー組んだって、旨みが全部吸い取られるだけだろうよ。

いい加減ワンストップてどう?売りになるのかな。

こんな時代なんだからさ、シェアしようよ。確かに粗利は増えるんだろうけどさ、内部で結局償却しちゃってかえってコストパフォーマンス落ちるんじゃないだろうか。ディレクターにとって一番タルイのは自分の会社の社員を使う事なんだぞ。(だから優れたディレクターやらプロデューサーてのはフリーになっちゃうんだ。下請けとして使った方が使い易いに決まってるだろう)。モチベーションだのなんだのって、給料が一番の問題なんだからして、社員がそんなになんでもかんでも動くわけねーだろう。そもそもワンストップたって限度がある。

非常に浅く広いマルチプレーヤーが専門外ぎりぎりの所でやっつけ仕事をしているのが現状だ。当然質も落ちるからクライアントもゴネる。社員増やしたら利益下がるから外注を避ける意味が無い(てかそれっじゃワンストップにならねぇ)。でみな残業して専門外の事でもしょうがないから頑張る。そのうち妙なスキルを身につけちゃって、それを純粋に評価してくれる別会社に移っちゃう。だからワンストップ企業てのは入れ替わりがすごい激しくなる。そりゃそうだ。当たり前だ。しょうがないからまた新しい人を入れて教育からやり直す。その繰り返し。採用と教育が一番金がかかるのにね。古い人を辞めさせない企業風土を作れなきゃ長続きしないよ。

そんなこんなで辞めたってもあるんだけどもさ(てか職人気質には合わないんだな)、やっぱ独り占めは結局淘汰されるのではないかなぁ。そもそもビジネスの広がりってもんに欠けるのではないかなぁ。まぁいいけど。

そんなことより、自動車業界だよ。
もうみんないい加減気が付いているだろうけど、そろそろガソリン車は終焉を迎えるぞ。
一消費者にとっては、安くて維持費がかからなければ、燃料がガソリンだろうが電気だろうがどっちでもいいんだろうけどさ。
(今は売りになるからエコだなんだ言ってるけど、バカどもにはいい目くらまし程度だからな、まだ深刻じゃないけどな)

問題は、今、工業高校なんかで自動車工学だの内燃機関の整備だのを習っている若者たちだ。
そういったこれから日本を支えて行く世代に、教鞭を取る人間はきちんとしたアナウンスをしているのだろうか。

私は日大芸術学部の写真学科という処で写真技術を親に大枚はたいて頂いて習ったが、当時ソニーが「マビカ」というのを出した時代で、とてもじゃないけどデジタルが主流になんてならない、と言われていた。パソコンなんて無かったからフォトショップも無かった。デジタルどころか、今や当たり前の「オートフォーカス」すらミノルタがアルファ壱号機を出したばかりの頃であり、とても使い物になるものではなかったのだ。

それが今やどうだ?オートフォーカスはもうあって当たり前になったのは数十年前だ。今時モノクロフィルムの引き伸ばし技術が仕事に直結すらしない。私はカラーネガからのプリントも得意だったのだけれど、そんなの特殊技能になっちまった。

まぁ写真はまだ良い。カメラマンとして「写真を撮る技術・光学的な知識」に関しては役に立ってるから。自動車が何を燃料として走っていようが運転技術に共通点はある、というのと似ている。

今、ガソリンエンジンの整備技術他もろもろを学んでいる若者達が心配だ。まだ当分は石油は無くならないだろう。でもな、私も大学を卒業する頃は「まだまだ当分は銀塩フィルムが主流だろう」と言われていたし、それを信じていた。で、40代に差し掛かった頃、その展望はまるで甘かった事を思い知らされた。

君たちが40代に差し掛かった頃、世の中はどうなっているだろうか。40代と言えば馬車馬のように働かなくてはならない時期だ。子どもが受験、そんな時期だろう。そんな時期に、「君の技術は古くて役にたたないから」と言われたらどういう気持ちになるだろう。活弁という職業を知っているか?

そういう可能性はどんな職種にもあるのだけれど、今「兆し」として感じられる最前線が自動車だ。間違いなく自動車の世界はガラッと変わる。車に携わりたかったら自動車メーカーに努めるより家電メーカーに務めた方がよいかもしれない。まさかソニーが一眼レフカメラ作るなんて、昭和の頃には考えられなかったんだから。小西六(サクラ)がミノルタと一緒になるとか、ミノルタがカメラ部門をソニーに売るとか、予想もつかないことが起こるのが人生だ。くどいようだが、どこのメーカーが作ろうが、消費する側にとってはど~~でも良いんだ。そこで働いている人にならなければ。

ナショナルやシャープが自動車を作る時代が来たってなんも不思議はないぞ。自動車だけではない。飛行機だって戦闘機だってそうかもしれない。もしかしたらアップルが電動飛行機を飛ばしているかもしれない。もうね、今、電気自動車に前向きでない自動車メーカーは(以下自粛)orz

ロボ

年賀状作るついでにプリンタを新調した。どうせ2年位しかもたない上、年賀状以外に使うこともあるまいだろうから安い奴にしたんだが、まぁ綺麗。それよりなにより驚いたのが、「音」だ。静か過ぎる。

プリンタというのは「ピーーッシャコ!ピーーッシャコ!」言うもんだと思っていた。あの音が結構「眠気」を誘う妙な心地よさがあったんだが、今度のはほとんど音がしない。耳をすませば「すこすこすこすこ」とむずがゆい音がするばかり。

進化というものは、やはりこういう「機械音」がどんどん無くなっていく方向にベクトルが向いているのだ。時計が音を出さなくなってから久しい。カメラのモータードライブの音、好きだったんだが、最近聞かなくなった。機械が動くと音が出るという発想、機械の音に心地よさを感じる感覚は旧世紀のものになりつつあるのだろうか。

だから、「ロボコップ」の『ウィーーン!ガシャ!ウィーーン!ガシャ!』なんてのは、うるさい、という点で未来の製品といえない。そういえば「ロボコン」も歩くとき変な音を発していたはずだ。

ロボコン0点だ。