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チャリのブレーキを……

チャリのブレーキ周りがズタボロ感満載だったので、ちと直した。(パッドとワイヤー、ブレーキレバーを交換しただけだけなんだどね)いやーブレーキパッドだけでも値段が良いのは効きが気持ちいいっす。思えばもう買ってから二年半経つのだな、と思うとちょっとかわいく思えたんで磨いたり(笑)写真撮ったり。

ミヤタフリーダム

なんだか俺が買った後、ミヤタさんはこのシリーズを展開したようで、
変速機がついたり(俺のは変速無し)

女の子向けフレーム車が出たり(いいなこれ)

してたんだが、とうとう今度はドロップハンドルに14段変速ってのが出たようだ。

……くそう、

これは、なんか、悔しいぞ。いいじゃんよこれ。

いや正直このシリーズ、安い割にはとっても良いと思うよ。部品はかなりしょぼいから覚悟する必要はあるけど、割りきって、後々交換するときに少しずつアップグレードすればいいんだし、入門用としてはベストに近いと思う。痛いのはフレームサイズが一種だけってとこだな。身長が低い人はミキストフレーム(レディース)があるっちゃあるんだが、背の高い人(170cm後半~180以上?)はちょっとキツイよねこのサイズじゃ。

ちなみに、金が有り余っている方はこちらどうですか?かっけー。たけぇー(120万)。鉄なのに重さフリーダムのほぼ半分だし。なにそれー。手に入れなくてもいいけど、一度くらい乗ってみたいもんだ。

自転車の右側通行

まだ数年ばかりではあるが、自転車が主な移動手段という生活を送ってきて、どうしても我慢できないことがある。

自転車の右側通行だ。

ここんとこチャリは車道を走るよう交通法規が動いているらしい。私が子供の頃は自転車は歩道を走ってはいけなかったのだけど、当時ちゃんとした歩道というもの自体少なかったんだよね。とてもじゃないけどチャリが走って快適な歩道なんてなかったから当たり前っちゃぁ当たり前だったんだ。

今みたいに段差になっててガードレールに守られた歩道なんて栄えた街の中心地にしかなくて、たいていは道に白線がひいてあるだけ。歩道っぽい部分があったとしても、ガードレールと電信柱で狭かったり、いちいち段差が大きかったり、ちょっとうっかりすると穴だらけのドブ板につっこむ。エンゾに落ちる。車道の方がまだマシだった。

小学校で自転車の運転教習が頻繁にあったし、各自治体があっちゃこっちゃに「交通公園」を作ったのもこの頃だ。ああいった擬似交通スケールでの交通学習ってのは今あまりやってないんじゃないか?新潟交通公園の今の廃れ具合を見てみりゃわかる。多分昭和30年代~昭和40年初期の生まれの人なら分かると思う。着衣水泳とか昔無かったのを子供がやっているのを見て、進歩したなと思うことはあるけど、そのかわりチャリの学習が無くなってんだったらどっちが大事かよく考えろと言いたい。

とはいっても、私も中高校生時分にはチャリで右側通行がそんなに悪いこととは思っていなかったかもしれない。広い道だと左車線に回るのがめんどうだからね。たしかに。なんとなく、習ったからね、決まりとしては一応左通行しなきゃいけねーんだろうな、程度の気分だったと思う。人が右側通行とか、誰も守ってねーし(実際人が右側通行ってなんか根拠あるんか?)

そういう考えが改まったのは、やはり、単車に乗ってからだ。単車に乗って、ルール以前に「車道の右側を走る事」がどんだけ自殺行為かというのを肌で覚えたからだと思う。もうしわけないけど単車乗りから見ると、チャリが一番、もう、ど~しようもなくうざいのだ。

なんで夜の幹線道路の右側をライトも付けず走るのか?ここまで行くと「死にたいんだね、そうだね」としか思えない。チャリというのはたとえ実用車だとしてもせいぜい 25kg 程度の重さだ。一方単車は 250cc ~ 400cc でなんだかんだ言って 250kg くらいはゆうにある。その差 10 倍。勝ち負けで言えば惨敗。ちゃりなんぞひとたまりもない。チャリはグッチョンストトンの鉄くずになるが、単車の方はせいぜいカウルにど偉い傷が付く程度だぞ(人の重さは考慮しない場合)。

まぁ相手が単車ならまだましかも知れない。例えば交差点。

車とか単車含め、トラックも、脇道から幹線に出る時、大抵「右から見る」ものだ。それが見に付いている。だって「日本は左側通行だから」だ。これが訳分からないって人は、自転車乗る前にまず車とかの「免許」取れ。

で、右がクリアだったら次いで左を見て、左方向からも何も来ないを確かめてから初めて進むのが正しい運転だけど、すべてのドライバーがそうだとは限らないのだ。右見てクリア、でその時点でもう半分進んでいたりする。進みながら左を確認して一気に加速したりする。ひどいのになると右を見ながらもじわじわ進んでる。そんなんは結構当たり前だわな。

右がクリアだったら我進む左車線をこっちに向かってくる馬鹿は居ないだろう。多くのドライバーはそう(半分位)信じてる。こっちに向かう車はあっちの車線を走っているはずなんだからね。(よく分からない人はひつっこいようだが一度車の免許とって公道に出るべし)

で、ここへ右側車線(あくまで自転車にとっての右側)をゆうゆうと走ってくるアホがいたとする。車高が低い車なら、慌ててブレーキをかけるだろう。夜無灯火だったらぶつかるまで気が付かないかもしれないが、ぶつかったら気づいてくれるだろう。ではこれが大型トラックだったらどうか。かなり近づいていたら死角に入ってしまい、もしかしたらぶつかっても気が付かないかもしれない。なにしろトラックの質量たるや、チャリの比較にならん。単車のヘルメットに虫がぶつかったようなもんだ。歩道によくある「立て看板」でも引っ掛けたかな?程度の衝撃だろう。深夜ならなおさら。運ちゃんは忙しいんだよ。そのまま放置プレイな。

で死体を検分したら、右側通行、無灯火の上スマホ片手だったとかでは文句の言いようが無いだろう?だから「死にたかったんだよね、そうだね」としか思えないんだよ。こんなのを引っ掛けてしまったトラックの運ちゃんも可哀想だ。業務上過失致死で、反省しろって言われてもさ、どこをどう反省すればいいのか。もし俺なら、心から反省できるのだろうか。不安だ。それで「反省の色がない」とか言われたら国会にトラック突っ込んでやりたい。

きちんと、車線の右側を走るのは「犯罪である」と教育して来なかった国家に責任があるだろうが。

  • チャリ歩道走行「可」にし
  • 交通教育をおざなりにし
  • 単車を「3ない運動」とやらで悪者にし若者、馬鹿者の最後の交通ルールを叩きこむチャンスを棒に振り
  • 最低限の交通ルールのモラルを棚にあげてきた

その挙句、チャリが歩道通行オケーにしたら今度は歩行者が危険だってことに今更気づいたわけである。これでは「マズイ」と進路変更するなら、「自転車は車道を」とか急ぎすぎ。先に交通教育なり、広報なりしてからでないと、かえって危ない。交通ルールを知らない、何も免許を持っていない人はチャリで車道に出てはいけないに決まってるだろう?だってナーンにも教わって無いんだもん。いくら車の方が正しかったって、被害者のほうが「何が悪かったのかわかっていない」んだよ?馬鹿みたいだよ。一度も免許を取得したことが無い人というのは交通社会に置いては子供同然なんだから車道に放しちゃ危険極まりないだろうが。真面目にルール守っている人が被害をうけるだけだ。

まず子供から教育し、それが浸透する15年位先にチャリは歩道走行禁止、とするくらいのビジョンがなければ、今後不幸な事故が増えるばかりだ。コルホーズとか御成敗式目とか乙巳の乱とか小野妹子がなんで「いもこ」と読むんだとか、とりあえず街を歩いている上ではかなりのレベルでどーでもいい知識を覚える前に「街に出て死なない程度」の知識を先に覚えさせる事が出来ない今の教育ってなんなんだ。

取り急ぎ、警察さんはさ、今回の「自転車は車道」って路線を進めたいんだったら、それはそれで大歓迎なんだから、ちゃんと根回しなくちゃ。まず文科省に「交通教育」、今後の子供の為に学校教育のプログラムの一貫としてもっともっと交通教育を取り入れるようお願いしたい。次いで、道。自転車がこの車道のどこを走れってんだこのアホって道が多すぎる。違法駐車も多い。先にこっちをどうにかして欲しい。

その上で、自転車は車道、ただし、右側走ったら即罰金刑にすべし。

ちゃりのサドル

ちゃりに乗ってて尻が痛いってのは慣れでどうにでもなるんだが、玉裏筋太郎の痛みは如何ともしがたいのであった。まぁ40分以内なら気にならんのだけど、1時間を超えると裏筋らへん(嗤)が痛くてかなわん。だからちょっと遠出する時はタマにタマの為の休息を入れないと持たない。みんななんで平気なんだろう?そんなに自転車どっぷり生活ではないから、単に慣れが足りないのかと思っていた。

ところがどうも、自転車乗りに ED の危険性が高いっつー研究結果があるようで、ふつーのノーズ型のサドルに何時間も乗り続けるのは男性自身にとってけしてよろしくはないらしい。やっぱそうか。特に前傾がキツイほど危険だってさ。裏筋(正しくは「会陰」と云うのだそうだが)が圧迫され、ものの数分でティムポへの酸素供給が7~8割減少するとの由。これ以上子供もいらんし、とは言え、痛いのは嫌だ。

で、こんげがんを入手。
穴あきサドル

どないだ?と乗ってみたら……

まぁ……ヽ(´ー`)ノ

き、気持ちいい。マジで。

座っているのに座ってないような。まさにフリーダム。穴があるって素晴らしい。これならどんな体位かなりの前傾姿勢でもイケそうじゃ。いや~もっと早く買えば良かった。

頭で念じるとシフトアップするチャリ

頭で念じるとシフトアップするチャリというのが開発されたらしい。

米国トヨタがが展開する「プリウス・プロジェクト」の一環として開発された脳波制御自転車『PXP(Prius X Parlee)』は、「シフトアップ」と頭の中で唱えるだけで瞬く間にギヤが高速に入るという

ただ、そこまで運転に集中出来るんだろうか。ぼけら~と「今日は何食うべか」と餃子とかカツとか想像したら誤動作でいきなりシフトダウンとかしなきゃいいが、その点大丈夫なんだろうか。それよりいくら念じても動作しなくて、「シフトアップしろ!シフトアップしろ!」とか夢中で念じながら運転するってのは、逆に危険なのではないか?

(頭の中の)発音が悪いと言うこと聞かないとかも困る。

「シフトアップ!、シフトアップ! ……
すぃ~ふと・あっっぱ?! ……

すぃ~ふろぅ・あぽぅ!!??

……ガチャ

とか。言語に依存しないのかなぁ。ただシフトアップしたいという気持ちになればヨピのか?。でもそもそも頭の中でシフトアップしたいって、どういった気持ちになれば良いのかがよくわがんね。…ちょっとエッチな事想像してしまう。

いやいや、いずれ「止まれ」と念じるとブレーキがかかったりする時代も近いのだろう。でも「止まれ」と思う前にぶつかっちゃったら意味ないな。ほとんどの事故は「止まらなきゃ」と思った時は既に時遅しだからなぁ。困ったな(俺が困るこたぁないな)。

いくら「進め!」と思ったって「@動け!動け!動いてよ!」と叫んだってチャリは結局漕がなきゃ進まないから、この方向での開発の余地はゼロだろうな。たぶん皆思っているんだろうけど、俺も思う▼

なんで、チャリでやろうと思ったんだろう??

実際街中走るのにギアなんかいらない。マジで。

スーパーママチャリ

嫁の電補助ちゃりの電池が余命いくばくかとなった。電池代が3万円近くするらしい。私のチャリ(ミヤタフリーダム)が買えるじゃないか(笑)ざけんな。

で、普通のママチャリにしたいと言うのだが、ぜひお勧めしたいのがこいつ

こいつすげぇ軽いらしい。軽いことは良いことだ。自転車の重さくらいダイエットすれば良いのにとか思っていた「自転車知らず」の私であったが、最近手のひらを返すことにしている。てのは、体重が2-3kg重くなったからって軽い自転車はやっぱ楽だ。多少ダイエットしたからたって重い自転車はちっとも軽く感じることはない(ダイエット効果で疲れにくくはなるだろうが)。自転車に重い荷物を括りつけるとそれなりに重たく感じるが、同じ荷物を背中に背負って走ると自転車の重さをあまり感じないのだ。なんでだろう?不思議だが本当だ。まぁ理由は色々考えられるが……

ママチャリの重量は普通16-18kgくらい。スーパーで売っている安いのだと20kg以上ある。一方上記のミヤタクォーツエクセラってがんは、12kg台だ。まさに「羊の皮をかぶった狼」。まぁこれはもはや「ママチャリとは呼べないシロモノ」(値段も含め)だが。できれば変速機無しの方をお勧めしたい。内装ギアってどうも「惰性で走っているとき」の抵抗感が大きい気がする。漕がないでも進む距離、が少ないような気がするのだ。(これは気のせいでなく構造的に正しいようだ)

質草のチャリで伊勢参り

小学校の高学年の頃、松阪から伊勢神宮まで親父と一緒にチャリンコで出かけた、という曖昧な記憶がある。

尻をずらしてつま先立ち、これでやっと足が着く自転車に乗って行った(逆にこの高さが案外漕ぐのに最適だったのか)。ただっ広い田んぼの中を伸びる埃っぽい道、時々出てくる「伊勢まで20km」という青い標識の数字が、走るにつれ少なくなるのが楽しかった事を覚えている。自転車は大きくて重かったが、一度走り出せばあとは漕がなくても惰性で進んでいく感じがして少しも疲れなかった。

その時乗ったのはいわゆる「実用車」というやつなんだが、なんで親父と私の乗ったのと二台も実用車があったのか(婆さんは自転車に乗らなかった)が不明。考えて見ればおかしな話で、もしかしたらこれはなんか夢でも見たのを現実だと勘違いしていたんではなかろうか、と最近は思い始めていた。そういうのって結構あるんで(笑)

松阪~伊勢間は片道25km位。小学生で足の着かない自転車で本当に行ったのだろうか結構怪しい。高学年と言ったって、6年生では無いことは間違いない(だったら絶対自分で写真を撮っている)。良くて5年生、もしかしたら4年生くらいの話だ。

で、今回松阪に行った際親父に聞いてみた。

親父もさすがに覚えていないだろう、と思ったら、あっさりはっきり覚えていた。確かに松阪から伊勢神宮まで行って、何するわけでもなくまた帰ってきたらしい。いわゆるポタリングというやつだ。時期は「春休み」だったそうだ。となると4-5年生の間の春休みなのだろうか。で、その時なんで自転車が二台もあったのか?と聞いたのは母親だった。私もそれを聞きたかったんだが、親父が言うには、あれは「質流れ品」だと。

そうでした。実は私の爺さん、会社退職後「質屋」をやってました。すっかり忘れていた。それもあるが、自転車を質草にする、という感覚を失って久しい。でも35年くらい前までは実用車といえば一家の大事な財産だったのだよな。

多分、伊勢参りが目的では無く、なんとなく行けるところまで行ってみようか?的なノリだったのだろうと思われる。出たのは昼過ぎだったはず。ところが走ってみたら▲ご覧の通り「高低差」が殆ど無い道のりであるし、埃っぽかった記憶からしてあまり風も強くなかったのだろう、引き返すタイミングを測りかねていたら神宮に着いちゃった、という感じだったのだろう。

松阪の家に戻ったのは日が暮れて間もない時間だったことを思い出した。

よくよく考えてみたら、新潟~東港くらいの距離感だ。中学の頃ちゃりであの辺まで釣りに行く奴いたな。

子供のちゃり

«子供のちゃりで、こんなのがある。
ブリジストン レベナ



▲この子が「なんかしら上から目線&勘違いプチセレブ感」満載で非常にむかつくんだが(笑)自転車そのものは素敵だ。もうちょっと大きな子用のサイズも出せば良いのに。

子供用のちゃりなんてのは前面に「仮面ライダー」のつらがくっついているようなのしか思い浮かばなかったが、時代は変ったのね。

▼本当にセレブな方にはこんなヤツらもあるぜよなのだ。

  

»よりセレブ感満載なガキいや、ご子息が満載のBMWキッズバイクカタログダウンロード(PDF)

確かにお高いけど、子どもはすぐでっかくなるからそんなに長いこと乗るものでもなかろう。大事に乗ってれば次世代へ継承する(分かりやすく言えばヤフオクで売りさばく)事も可能かもしれない。だったらブランド物の方が結果的には安くつくかも(保証なし)。後悔しても知らないけど。

しかし俺は子供(小学校低学年以下)の頃どんな自転車に乗っていたんだろうか……全く記憶に無いのだが。きっとわが子も忘れるんじゃなかろうか。だったらなんでも良いっちゃいいんだよな。結局は親の自己満足だべ。その自己満足が仕事への活力だ

自転車ナビ

これいいなぁ Sony U-35

自転車を買うと、次はサイクルコンピュータとか欲しいなと思っていたんだが、どうせならこっちの方がよさげ。でも自転車より高くつくな(笑)地図買え地図!ってところか。雨が降ったりしたらどうなんだろう?

自転車でスピードメーターってあまり必要性を感じ無いのだ。バイクでもいらないと思う、ってか一時期外していたこともある。タコのみね。多分良い子はやってはいけない。でもパソコンに繋いでいろんなデータが出るっちゅうと、ちょっと面白そうではある。きっとすぐ飽きると思われるんだが(笑)そこはそれ、ブログに書くとかすればネタとして使えるじゃないか。ほら、今日の私の消費カロリーは◯◯とか、サイクリング50kmとか、腕立て50回とか、ダンベルやらなんたら 10回x3setとか、今朝の抜け毛56本とかさ……そんげがん誰も知りたくないってのは分かっちゃいるんだけど、別に書いてもいいやん?。(多分大雑把なO型には向いてない作業かと思われますが)

こんなのとかね。ちとデザインが今一つだな。結構いろいろ出てるんさね

ワイヤー式なら結構安いんだね。こういうデジタル電飾ものに惹かれるあたりからして80年代初頭を引きずっているなと思う。

一方でアナログちっくなメータに妙に憧れたり、シンプルを極めたものが好きだったり、元はと言えば新しい自転車は「シンプル」な趣が気に入って購入したのに、ごちゃごちゃいろんなもん付けるなよ!と思う自分も、もう一方にはいる。

要は人格が破綻してきているのだな。

懐かしいブリジストンのチャリ

小学生の頃買ってもらった自転車の写真がどうしても見つからなかった。もう毎日のように乗っていたし、ここの写真館にある昔の写真はこいつに乗って撮りに行ったものばかりだというのに、MYチャリの写真を一切写した記憶がない。

実は、「興味の中心にあったもの」が微妙にズレていたのでこうなってしまった。小学生の頃はもう自転車が好きで好きでたまらなくて毎日のように何処かしらに出掛けていたのだが、やがて「単に出かけること」だけで満足できなくなって(まぁたいていはそうだ)中学生になってからというもの、自転車に乗るのは「写真を撮りに行くため」という、目的から手段に変わったわけだ。

結果、この自転車に乗ってあれほど写真を写したにもかかわらず、写っているのは「海」やら「飛行機」やら「たんぼ」やら「夕日」やらもろもろであって、この自転車は写されることが無かった。ストイックなまでに被写体に自分の日常が出てこない。なんだこれ。

これが高校生になってバイクに乗るようになると、嫌ってほどバイクの写真が出てくるんだけどね(笑)もうさ、風光明媚な土地に行っておきながら必ず手前に「愛車」が入り込んでいる。ピントは愛車であって風景ではない……。

それでも「もしかしたらワンカット位は気まぐれで写したカットは無いものだろうか」と必死こいてネガをひっくり返したら、

ありましたよ。ワンカットだけ(笑)。昭和55年(1980)3月撮影とある。

買ってもらったのが小6の時(77年春)だから、4年目を迎えた頃か。チェーンカバーが無いな(笑)。さすがに中学生にもなると、あのナウでヤングなカバーに一抹の恥ずかしさを感じたらしいな。でも何時外したんだろうか。

このリアサイドに付ける折りたたみのカゴって当時流行っていたんだよ。今は見かけませんね。バランス悪いもんね。

チャリだけトリミングするとこんなんだ。

クランクがなんか微妙に「楕円」ですが、これは歪んでいるのではなくて、デフォルトで「楕円クランク」だった。漕ぎ出しが楽だとか、そうおいう理由だったような気がする。あまり流行らなかったみたいだけど、未だにブリジストンのラインナップにはこういったクランクを採用したのあるんじゃなかったっけかな(違ってたらごめん)。ただね、しょっちゅうチェーンが外れたよ。

なんかこの写真見ると、三つ子の魂じゃないけど、40過ぎても似たようなスタイルにしてしまうのねッて感じでちょっと恥ずかしいね。

ただ、なんだろう、このちゃり、何年式なんだろうか??買ってもらったのは間違いなく小学校の6年(1977)の時のはずだ。6年の時の夏休みの宿題もこれに乗ってやったんだから間違いない(と、思う)。1976式とばかり思っていたんだかライトの形が1978年式っぽい。

たぶん、これだな、1977の少年ジャンプの宣伝だそうだから、この時のモデルだろう。それにしても志村けんが若いって以外はちょっと「どうなのよこれ?」って気がする宣伝だ。もうちょっとやりようは無かったのか。

巷の少年向けちゃりんこは派手派手路線を「暴走」をした挙句、後戻りできないまま「カマキリ」と呼ばれた「どシンプル軽快車(ママチャリの元祖)」に一気に駆逐されてしまったそうです。このへんの歴史はこのページが面白くも物悲しい。昭和40年代前後世代にとっては涙なしには見れないのでぜひ目を通して欲しい。

私も高校に入ってからはおっかさんの買い物チャリばかりに乗るようになり、さらにはバイクに乗るようになり、かわいそうにこのチャリは親父に「セミドロップハンドルを逆付け」されアップハンドル車で余生を過ごしてました。

ちゃりが届いた

Miyata Freedom

Miyata Freedom

んー、安かった割には結構いいんじゃないかこれ。ちょっと前に流行った「ピスト」とか一昔前の言い方で言うところの「踏切(固定ギア)」ではありません。ただの何の変哲もないシングルです。一応クロモリフレーム(しかもレイノルズだそうだ)ってのが嘘臭いが素敵だ。

変速機が無いというのはもっと疲れるものだと思っていたんだが、それは明らかに間違いだった。確かに急な坂道はキツイ。走り出しはそれなりに遅い。馬鹿みたいだ。でも全般的に疲れない。なんでだろう。変な話だけど変速が無いから疲れないんじゃないかな。

きっと、変速機があると、こうなる。
スタートは低いギアで飛び出して、ある程度スピードがのってきたら高いギアにして、それでもまだ余裕があったらさらに高いギアにして、それなのにおねぇちゃんに抜かれたりするとさらにムキになって漕いで、ほんでまた高いギアにして…
と、基本、その時の気分にもよるけど、走れる限界の高いギアで走らされる……みたいのがある。あきらめが悪いというか、大人の分別をどこで付けるかの判断をいつも迫られるというか。(要はちゃんとした大人なら全くこれらの問題は軽くクリアされるだけなんだけども)

変速機が無いと、「あーここらでギアを高くしたい」と思っても、変速が出来ないわけだからそのまま巡航せざるを得ない。これは大きい。もし高いギアがあったら、そのギアで回しやすい速度まで上げるために力を入れる必要がある。でもシングルにはそれは物理的に出来ない。しょうが無いんで、ただ足を回すだけ。

結果ちっとも疲れない。これは発見。これは痩せたい人にはあまりお勧めできません。逆説っぽいけど「楽したい人にこそシングルは向いている」と思う。(勿論ギア比をもっと重くすれば強制ダイエットマシンになるだろうが)

Miyata Freedom

ハンドル替えてます。オリジナルはいわゆる「フラットバー」でアルミのくせにピッカピカに輝く綺麗なのが付いているんですが、フラットバーって手首が疲れるしフラつくしで大嫌いなので、ハンドルだけはさっさと替えたかった。かといってドロップとかブルボーンって感じではないでしょう?これクラスの自転車で。や、好き好きなんでしょうが、ちょっと違うなぁと。で、いわゆる「ノースロード」と呼ばれるモノ(私等の世代で言うところのセミドロップよりちょっと角度の広い(?)やつ)に交換した。

これで、やっと乗って安心した(笑)。あー懐かしい、この乗り味。笹出線をすっ飛ばして鳥屋野ホームセンターにイタリアンを買いに行ったブリジストンのなんたらシンクロメモリーを思い出すぜ(アホ)。

やっぱね、ハンドルってのは、一本の横になった鉄棒を持つような形より、二刀流の刀を持って構えた時のような角度の方が絶対疲れないし安定感があると思うよ。親父っぽいけどな。

自転車注文

さっき自転車屋さんに行って、自転車を注文してきた。
最近歩いて通勤するのがかったるくなってきており、ほぼ毎日娘のちゃりを拝借し続けてきたのだ。が、もうすぐ娘は夏休みだしいい加減にしろ、と言われる前に買うことにした。

本当は▼こんげのが欲しかった

のはやまやまなんだけど、

予算の関係で▼約10分の一の値段のこれにした。

変速が付いていないんじゃが、それもしかたなかろう。どうせ歩いて行ける距離だ。(約4km)

思えば高校生の頃、自宅から江南高校までの道なりがちょうど4kmだった。歩いたりチャリで行ったり、バスだったり、気分で替えていた。結構どうにでもなる距離ではある。ちなみに鳥屋野潟からまっすぐ海まで直線距離で約4kmだ。海岸沿いを日和山から関屋分水まで行くと4km。新潟駅から越後石山までが道なりでだいたい4km。確かに変速機はいらんわな。

ただ、今済んでいる土地はところどころ縦横無尽に「堀川」がある。大きな堀は通船のため橋桁が異常に高い。あの信じられないくらい橋桁の低い万代橋が懐かしい。

自転車がぽちい。

 自転車が欲しいとちょい前に書いた。エコのせいか、メタボのせいか、いや多分不景気のせいだろうが、自転車ブームなのだそうだ。な。そうだね?

 本当にエコに貢献できるのかどうかは微妙だと思う。車から自転車に乗り換えた、てならともかく殆どの人は「電車通勤→ちゃり通勤」だろう。多少は混雑が弱まったり電車の加重は減ったのかしらもしらんが、都心の電車の本数が減ったという話はとんと聞かないしな。

 メタボ解消?え?まじ?本当か?

 確かに少しは健康に良いだろうけど、どう考えたって歩くのに比べたら自転車は「はるかに楽ちんだ」と思うんだがな。歩くより効果的な運動にしたいなら、歩くより疲れるような運転しなきゃだめなような気もするんだがなぁ。
その割には「軽い自転車が良い」とか、「クロモリは疲れない」とか、「なるべく楽チンなちゃり」ほど値段も評価も高いのはどういうわけか。本当にメタボ解消する気があるのか。本当に「メタボ解消」「運動目的」だったら「鉄下駄」のような自転車こそ売れるべきだし、売るべきだろうに。

 いや、きっと私が間違っているのだろう。何か自転車には「歩くよりもっと素敵な秘密」が隠されているに違いない。雑誌の企画部が困らないとか、タイアップがやり易いとかかな。
090919_1107~001 で、ホームセンターに行ってみたら、
←こんなの売ってた。
素敵なネーミングだ。
「軽快者」
かぁ。
”けいかいもの” と読むべきなのだろうな、この場合やはり。

違うな。

▼実用はこちら

どうして自転車にエコポイントが付かないのか

 まったく頭にくる。高速道路はタダになり、エコカー減税だのおまけがつく。私は車を持っていない。(免許すら取って無い)。通勤は公共機関さえ使わず徒歩だ。自転車っも持ってないんだぞ。だから娘のを時々借りているんだ。俺様ほどエコな人間はいないだろう。そうだね?歩くエコ神様だ俺様は。「俺にもなんかよこせ」と言いたい。

 万歩計と携帯電話をネット接続連動させて、一歩あたりポイントくれたらいいのに。所在地がリアルタイムで知れ渡ってしまうから、国民総管理下体制の幕開けになって当局もお喜びになる。でも絶対抜け道はあるからセクトの皆様も悪用してアリバイ工作にも使えて、きっと便利でお互いにWinWin。みんなハッピーだ。

 なんでこんげこと書くか、と言えば、ようするにMy自転車が欲しいのだ、俺は。そう、娘に気兼ねなく乗り回せる、僕乗りたいな僕のバイセコ。買えよ!俺!

 そう、買えばいいのだ。買えば。で、なんでエコポイントが付かないんだ。付けろよ民主党。もう免許取ってでもハイオクじゃないと走らないようなハコスカとか乗っちゃうぞ。RZ250とかKHとか買うぞ(わたくし、バイクの免許は持っているんだな、これが)。

 エコ神転じてエコテロリスト宣言だぞこら。
 ペットボトル使いまわしするぞこら。
 もう、買い物するたび「袋絶対に下さい」って涙ながらに頼んでやるぞこら。
 旬の秋刀魚を炭火で焼くぞこら。
 なんかすげなさけないけど、がんばれ俺。
 ……

 で、▼こんなような自転車が欲しい。やっぱ、いまさら親父的にルイガノって柄では無いしなぁ。
   
  

自転車に乗って

私は自転車で通勤していた。

過去形なのは、ちょっと前のガソリンの高騰とブームだかで自転車通勤者が異常に増え、朝会社に着くと「娘の(を借りて乗っている)内装3段の軽快車の置き場が無い」状態が続いたため、ちょっとむかついたのと、息子を保育園に送り届けるとき都合が良いため11月に入ってから歩いて行くことにしたのだ。

朝、保育園まで北北東へ20分、息子と歩く。というか息子はひたすら走るのでその後ろをへーこら言いながら小走りで追いかける。その後会社まで歩く。会社はほぼ真西に方角にある。こんどはのんびりと歩くのだが大抵会社まであとちょっと、というところで「腹」の具合が悪くなるの(別に腹を壊しているわけではなく、便意を催すだけだ)でやはり小走りになる。結果40分(ちょい+)で会社に着く。

帰りは東南東にある家まで30分(ちょい+)かけて途中のコンビニで酒とつまみを仕込んで、飲みながらとぼとぼ帰る。
グーグルマップやら他で計ったら往復約7.4Km。まぁ健康に良いんじゃない?というレベルは歩いているわけだ。おにぎり3個分くらいはカロリーを消費している計算になる。(帰りに飲む酒が帳消しにしているわけだが)
で、今日、久しぶりに自転車で通勤した。するとどうだ。あれだけあった通勤自転車どもがことごとく消えうせていた。理由は明らかだ。

「寒さ」と「ガソリン価格の下落」
多分に「寒さ」の占めるウェートの方が大きいとは思うが。
秋口、気の迷いからつい「ルイガノ」のチャリとか買っちゃった人、いらなかったら譲ってください。「ジャイアント」でもいいです。

2009モデルLOUIS GARNEAU(ルイガノ)LGS-TR1カラー:マスカット