Posts Tagged ‘音楽’
2010-01-24
地球儀とニュートンジョン
息子に誕生日プレゼントは何がいい?と聞いたら「地球儀が欲しい」という。
……なんてことだ。なぜそんげにアカデミック。上の娘どもといえば、ゲームだの携帯だのMP3プレーヤーだのキューティーハニーの持ってる棒(なんだっけ?)とか、いちご(食べるやつ)とか欲しがったもんだが、一体何が起こったというのか。喜んで早速(親ばか)日本橋にある地球儀専門店に出かけて買ってきたんだが、子供のおもちゃにしてはちょっと散財。うちに帰ってから見てみたら「でかすぎた」。
考えてみれば上の子は高校受験だというのにうちには地球儀が無かった。長女は地理が弱いと言う。さもあらん。試しにこの地球儀で「エベレストはどこ?」と聞いたら、アメリカを一生懸命探している。ちょっ!いくらなんでもそれはないだろう。「ブラジルってドイツらへんにあるのだと思っていた」そうだ。そーか、ブラジルは欧米か!いや、もうこれは地球儀の有無のせいではあるまい。だいたいトイレに世界地図が貼ってあるだろうが!!きばりながら見ろ。
で、ブラジルを見ながら娘が「ボリビア」を発見し、「ボリビアって歌にあったよね」と曰った。?
「ボリビアを聞きながら」
オリビアじゃぼけぇ
でもこのオリビアて、ニュートンジョンのオリビアだよねぇ。フィジカルとか聞きながら何を考えたというのか。えっち。
2005-12-06
鼻笛
最近、左の鼻が鳴るのだよ。ピー。かなりデカイ音が鳴るぞ。人混みで鼻を啜るのが憚れる。
そういえば、こんな感じのお菓子があった。ラムネのような奴で咥えて息を吸い込むと「ぴ~」と情けない音出すがん。恥ずかしいから常にそれを咥えていようか。鳴っているのはそのお菓子だよ、と。余計恥ずかしいや。
しかしあれだね、なぜかいつも同じ”キー”なのだね。不思議なものだ。もしかすると、人それぞれ「固有の鼻キー」があるのかもしれない。
これを利用すれば絶対音感を後天的に身につけることも可能か。自分の「鼻キー」さえ覚えておけば、音を拾うとき鼻を啜れば良いのだ。ちなみに私の鼻キーは[F#マイナー」だ。
バンドのチューニングにも使える。
嫌だよそんげバンド。
ここまで書いといて気付いたんだが、F#マイナーってコードじゃん。なんでコードなんだよ。うかつにも私の音楽の知識の泉の底の浅さが露見してしまったので、もう寝る。
2005-01-16
倍売買バイク
東京のローカル局にMXTVというのがある。それはもう、海沿いでしか見れない(お台場に局がある)ようなテレビ局であり、ぜひ、東京に遊びに来たら見て欲しい局なんである。なにしろゴールデンタイムに「延々と70年代フォーク」を流し続けた上「これらの曲が入ったCDを買って欲すぃ」というような番組を流す素敵なテレビだ。テレビ東京(東京12チャンネル)がすっかりメジャー化してしまった今となっては、「地方局」の香りを残す貴重な局なんである。
で、上の音符であるが、この局でやとる「天気予報」のバックに流れている。
バイク王
というバイク買取業者の提供の天気予報らしい。この旋律を見て欲しい。わたしゃ絶対音感が無いのでハ長調として表記させて頂いた。本当にハ長調だったら尚笑える。
赤い字は勿論歌詞である。渋めのギターをバックに愁いのあるボーカルが唄うんだ。
バイバイ、売買をかけているんだろうがそんなことはどうでもいいのだ。
さらにこの曲は、「今はいらないバーイクー・・・」と歌詞は展開を見せるが、メロディーは淡々とこの音階を刻み続けるのだ。見て解るように「ド・レ・ミ・ファ」だけで奏でられているのだ。あの「ちょうちょ」や「ぶんぶんぶん・蜂が飛ぶ」でさえマスターするには「ソ」が必要だ。「ちゅーりっぷ」に至っては「ラ」まで駆使する必要があるというのに、ミニマルミュージックさ加減にも程があるだるおう。
しかもこのMXTV、番組が少ないのか、天気予報が異様に長い。したがってテレビゲームのBGMのように「バイバイバイバーイクー」がひたすら流れる。
その後、一人で風呂に入ったりして、うっかり
「♪ふん・ふん・ふん・ばーいくー」
などと口ずさみながら髪を洗ってしまい、無性に田舎に帰りたくなる若者が増えないことを祈る。
2004-02-22
情操教育
産まれて3週間の倅が泣く泣く。腹が減っているのだが、乳の主は買い物に行っているので、泣くしかないわけだ。 赤ん坊にヘビメタを聞かせると脳が「雑音」と判断し聴覚を遮断、寝る。というのを昔聞いたことがあった。 一度試してみたかったんでやってみようと思ったが、家にはヘビメタというジャンルのソースが無い。 なんでもいいやと思い、昨日バンドの練習の帰りにリーダー(ドラム)が貸してくれたCDをば聞かせてみた。
一曲目
愛のコリーダ/クインシージョンズ ・・・(汗)
そっとヘッドフォンを被せてみた。な、なんと・・泣き止んだ!しかも
「アイのコリーダ!しゃらーんらーーん(?)」の所で ↓
寝た。すごい。 グースカピーと寝ておる。
2曲目
I Love The Nighit life/アリシア・ブリッジス ・・・(涙)
と・・
起きた。うさんくさげな表情ではあるが、まぁ泣いてはいない。
3曲目
セックスマシーン/JB ・・・(笑)
ちゃっちゃっちゃっちゃっちゃっちゃっちゃ げろっぱ!!
禿泣である・・・ そこで乳が戻ったのでリスニングタイム終了。
次の曲は YMCA だったのに・・
リーダー、最高
倅にとって「はぢめての洋楽」は「愛のコリーダ」と相成った。ふふ・・恥ずかしいだろう。ちなみに私は江南高校の体育祭でこの曲で踊らされたという悲しいトラウマがある。
2003-12-10
鍵盤はもぐら叩きではない。
私はバンドでは鍵盤楽器を弾くのですが、小学校一年から鍵盤を習っていたのです。おかげで、かなりブランクがあった後にバンドに誘われたときも、なんとかついていけた。
しめた!と思うのは「楽譜」の読み書きが出来る事。
よかったなぁと思うのは、「音楽」を自分の体で楽しめる事。
子供らにそういう良さを教えたいとは思うのだけど、あまり興味が無いようだ。私は7歳の時自分からピアノ教室に行きたい、と親にねだった(嫌なガキだ)ものだから、子供が自ら言い出さないなら、無理強いしたくなくて。ほったらかしのまま、既に上の子は鍵盤極めるには少々手遅れな歳になってしまった。勿論、物事を始めるに「手遅れ」というものは無い!のだろうが・・まぁ一般的な観点から「極めるには」はもう「遅い」のね。天才は別だけどな。やりたいなら大人になって好きならてめぇで勝手にやればよい、親が手取り足取りではなかろう、という歳になった。
いや、ピアノ以外ならいくらでもあるのだけれども。例えばバイオリンだったらもう下の子でさえ既に遅い。でも、ギターなら中高生くらいからでもなんとかなったり、サックスとかだともっと遅くてもどうにかなるらしい(と聞いただけで本当はどうか知らん)。
・楽しむ。というレベル(それで十分人生は楽しいです)なら、・芸大行きたいとか言うのでなければ、または・子供に教えたい為にまず自分からその難しさを知りたい・・というのであれば、いつから始めても良いのですよ。誤解の無きように。
で、なんでこんな事書いてるのか?というと、「昨今の初心者用鍵盤楽器」の宣伝ね。気になるのだ。なんで、いちいち鍵盤が「光る」のか?。
「どうやら<あなたのお気に入りの曲を鍵盤が光ってサポート>してくれる」らしい。
クリスマスだし、こんなのを我が子に!と思っているお父さんお母さん、これは「もぐらたたきゲーム」に過ぎない。買うならもぐらたたきゲームを素直に買いなさい。こんなものを作っているから本邦の音楽レベルが落ちるのだ。えーそうですとも。開発した人には申し訳ないし恨みも無いが、これは「いけない」ものだ。ある程度腕に覚えのある人が「運指法」を覚えるには少しは役立つかもしれんがな。もう少し「音楽」というものをまじめに捉えて商品作りをして欲しい。技術が進んだからといってそんな簡単に人間は進化しない。もぐらたたきもどきが巧くなるより、カラオケで大声で歌える方がよほど人生を楽しめる。
2003-05-04
愛 ゲオログ
引越しのダンボールの中からこんなん出ました。 勿論私のでは無い。いくらなんでもそんな歳では無い。父のレコードだ。 なんでここに??
家を出てからあっちゃこっちゃ引越ししてるうちに紛れ込んでいたらしい。
なかなかいかしたファッションである。アイ・ジョージだけど、本名は 石松 譲治さん。日本人である(ハーフ)。香港生まれで長野育ちって妙な取り合わせが素敵。 ここに最近のお姿があった。当時はすげぇ人気だったそうだ。家にはプレーヤーが無いので聞くことが出来ないのが残念。今度買おうかな、アナログプレーヤー・・
続いて出てきたのがこれ。九ちゃんとパラキン。「うふふ」とついほくそえんでしまうジャケ写である。 この頃の日本て、底抜けに楽しそうだ。
<—- 昨日、誕生日のお祝いで貰った泡盛。毎年これを貰う事にしています。
海乃邦(うみのくに)の10年。 これがうめーんだまったく!10年ものだったら、これが一番美味しいと思う。